東京外国為替市場概況・17時 ドル円、弱含み

市場概況
 3日午後の東京外国為替市場でドル円は弱含み。17時時点では150.17円と15時時点(150.40円)と比べて23銭程度のドル安水準だった。東京市場で151円台の定着に失敗したことで上値の重さを意識した売りに押され、一時150.11円と日通し安値を更新した。三村財務官が「円安は懸念事項の一つ、実質賃金や物価高との関連で」と発言したことが材料視された面もあったか。

 ユーロドルは伸び悩み。17時時点では1.0405ドルと15時時点(1.0414ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ安水準だった。東京市場で上昇した反動から戻り売りに押される形で1.0402ドル付近まで下押しした。
 なお、独10年債利回りは上昇。「独キリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)と社会民主党(SPD)が防衛とインフラに関してそれぞれ数千億ユーロ規模の特別基金を早急に設置することを検討」との報道を受けて独債売り(金利は上昇)が強まっている。

 ユーロ円は17時時点では156.26円と15時時点(156.63円)と比べて37銭程度のユーロ安水準だった。ユーロドルの伸び悩みやドル円が下落した影響を受けて156.10円台まで水準を切り下げている。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:150.11円 - 151.02円
ユーロドル:1.0371ドル - 1.0423ドル
ユーロ円:156.08円 - 157.31円


(越後)


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