中国株サマリー(14日)

市場概況
3日ぶり反発、3400ポイント回復し約3カ月ぶり高値

 14日の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日ぶりに反発。終値は前日比1.81%高の3419.56ポイントだった。深セン成分指数は2.26%高の10978.30ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で1兆7918億2100万元だった。

 上海総合指数は小高く寄り付いた後、前引けにかけて順調に上げ幅を拡大した。後場は上値の重さが目立ったものの、終値で心理的節目の3400ポイントを回復すると、昨年12月12日以来、約3カ月ぶり高値を更新した。国務院新聞弁公室が週明け17日に記者会見を開き、消費振興に関する状況を説明すると伝わり、内需関連など恩恵が見込まれるセクターを中心に買いが広がった。ただ、週明けに小売売上高や鉱工業生産など主要経済指標の発表が控えており、様子見ムードが相場の重しとなった。セクター別では、保険や証券、酒造が全面高となったほか、食品・飲料、小売り、観光・ホテルなどが買われた。半面、航空・宇宙や電源設備が売られた。

 A株市場では、宜賓五糧液(000858)や瀘州老窖(000568)、貴州茅台酒(600519)など白酒関連が大幅高となったほか、新華人寿保険(601336)や内蒙古伊利実業集団(600887)も高かった。半面、用友網絡科技(600588)や宝山鋼鉄(600019)、江蘇東方盛虹(000301)が下げた。

 上海B株指数は1.52%高の271.08ポイント、深センB株指数は1.48%高の1230.00ポイント。


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