東京外国為替市場概況・12時 ドル円、方向の定まらない状態持続

市場概況
 17日の東京外国為替市場でドル円は方向の定まらない状態が持続。12時時点では148.64円とニューヨーク市場の終値(148.64円)と比べて横ばいだった。日銀据え置き報道や、石破総理退陣の場合に日銀利上げに制約ができるのとの思惑によるじり高の流れは148.90円まで若干上値を伸ばしたところで一巡。先週末のNY終値付近へ押し返された。日米金融政策発表を控える週の序盤とあって方向感が強まりにくい面もるようだ。石破首相から「為替の操作は一切行っていない」といった発言も伝わったが、目立った動意につながっていなかった。

 ユーロドルは小動き継続。12時時点では1.0881ドルとニューヨーク市場の終値(1.0879ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ高水準だった。明確な方向感がないなか1.0890ドルまで上昇する場面もあったが持続性はなかった。先週末NY終値付近へ押し戻されて推移した。

 ユーロ円はもみ合いが続いた。12時時点では161.74円とニューヨーク市場の終値(161.69円)と比べて5銭程度のユーロ高水準だった。ドル円やユーロドルの振れが限られるなか、ユーロ円も強い方向感なく推移。161円後半レンジにとどまった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.46円 - 148.90円
ユーロドル:1.0870ドル - 1.0890ドル
ユーロ円:161.50円 - 161.98円

(関口)


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