香港株サマリー(18日)

市場概況
 大幅に3日続伸で約3年1カ月ぶり高値、百度が12%高

 18日の香港株式市場で、ハンセン指数は大幅に3営業日続伸。終値は前日比2.46%高の24740.57ポイントだった。中国企業指数は2.79%高の9177.80ポイント。メインボードの売買代金は概算で2859億3000万HKドル。

 ハンセン指数は前日終値を2%超上回って寄り付くと、その後もプラス圏で堅調に推移し、終値は2022年2月17日以来、約3年1カ月ぶりの高値だった。前日の米株高が好感されたほか、中国当局が17日の記者会見で内需振興政策の実施見通しを明らかにしたことを受け、恩恵が期待される銘柄などに買いが広がった。また、トランプ米大統領が「そう遠くない将来に」中国の習近平国家主席が訪米する見通しと発言したことも好感された。

 ハンセン指数構成銘柄では、百度(09888)が12%超上げたほか、アリババ集団(09988)やJDドットコム(09618)は5%超上昇した。前日大引け後に決算を発表した無錫薬明康徳新薬開発(02359)は10%超高。金相場の上昇を受けて紫金鉱業集団(02899)も高かった。半面、中国当局が海外港湾事業の売却を調査すると伝わり、長江和記実業(00001)が売られた。

 ハイテク銘柄で構成するハンセンテック指数は3.96%高の6105.50ポイント。指数を構成する全銘柄が上昇。寧徳時代新能源科技(300750)と戦略提携で合意した蔚来集団(09866)が9%近く上昇したほか、百度や美的集団(00300)が上昇率上位だった。


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