香港株サマリー(17日)

市場概況
反発、中国当局の政策支援を好感 後場は上値重い

 17日の香港株式市場で、ハンセン指数は反発。終値は前日比1.61%高の21395.14ポイントだった。中国企業指数は1.52%高の7897.44ポイント。メインボードの売買代金は概算で1924億1000万HKドル。

 ハンセン指数は小高く寄り付いた後、前場に上げ幅を広げた。中国当局による内需振興などに向けた政策支援を好感。中国商務部など9部門はこのほど、サービス消費の拡大と質の向上をめざす「サービス消費実施計画2025」を共同で発表。計画は政策支援の強化、促進活動の実施、プラットフォームの構築、対外開放の拡大、標準の策定強化、消費環境の整備の6分野に分かれ、合計48項目の具体策を盛り込んだ。もっとも、香港市場は翌日から連休に入ることもあり、後場は上値の重さが目立った。

 ハンセン指数構成銘柄では、大型ネット株のネットイース(09999)、アリババ集団(09988)や、アジアを拠点とする生保大手のAIAグループ(01299)が買われ、指数を押し上げた。本土不動産デベロッパーの龍湖集団(00960)、ビール大手の華潤ビール(00291)、教育関連の新東方教育科技(09901)、新興新エネルギー自動車メーカーの理想汽車(02015)なども高い。半面、不動産管理サービスの華潤万象生活(01209)、食品関連の万洲国際(00288)、中国蒙牛乳業(02319)などが売られた。

 ハイテク銘柄で構成するハンセンテック指数は1.90%高の4887.37ポイント。ネットイース、金蝶国際ソフト(00268)、キングソフト(03888)、華虹半導体(01347)が上昇率上位。下落は地平線機器人(09660)、同程旅行(00780)、ASMPT(00522)の3銘柄のみだった。


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