東京外国為替市場概況・15時 ドル円、強含み

市場概況
 8日午後の東京外国為替市場でドル円は強含み。15時時点では143.92円と12時時点(143.67円)と比べて25銭程度のドル高水準だった。日米株価指数が堅調に推移していること、時間外の米10年債利回りが4.29%台まで上昇したこと、トランプ米大統領が日本時間の今夜11時に「主要な貿易協定に関するビッグな会見を行う」と投稿したことなどで、一時144.07円まで上値を伸ばした。

 ユーロドルは弱含み。15時時点では1.1303ドルと12時時点(1.1322ドル)と比べて0.0019ドル程度のユーロ安水準だった。米10年債利回りの上昇や、本日発表予定の欧州連合(EU)による対米報復関税リストへの警戒感から、1.1297ドルまで下値を広げた。

 ユーロ円は15時時点では162.67円と12時時点(162.67円)とほぼ同水準だった。日米株価指数が堅調に推移し、ドル円の上昇に連れて、一時162.80円まで上値を伸ばしたものの、ユーロドルの伸び悩みを受けて上値は限定的だった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:143.45円 - 144.07円
ユーロドル:1.1297ドル - 1.1336ドル
ユーロ円:162.53円 - 162.80円

(山下)


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