東京外国為替市場概況・12時 ドル円、下げ渋り

市場概況
 12日の東京外国為替市場でドル円は下げ渋り。12時時点では145.85円とニューヨーク市場の終値(145.37円)と比べて48銭程度のドル高水準だった。米中貿易摩擦の緩和期待を背景に時間外の米株が上昇するのをながめ、146.28円まで上昇してわずかに日通し高値を更新。買い一巡後は日経平均の上げ幅縮小も重しとなって145.72円付近まで下押すも、8時過ぎにつけた本日安値が目先のサポートとして意識されると145.90円台まで持ち直す場面も見られた。

 ユーロ円は上値が重い。12時時点では163.76円とニューヨーク市場の終値(163.53円)と比べて23銭程度のユーロ高水準だった。米株先物の上昇を背景に164.21円まで値を上げるも一時的となり、その後はドル円の下げに連れて163.70円台まで押し戻された。日経平均が上げ幅を縮小したことも上値を重くしたもよう。

 ユーロドルは小動き。12時時点では1.1228ドルとニューヨーク市場の終値(1.1250ドル)と比べて0.0022ドル程度のユーロ安水準だった。高く始まった時間外の米10年債利回りが上昇一服となったほか、円主体の動きとなったこともあり、1.1230ドル前後で方向感を模索する動きとなった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:145.70円 - 146.28円
ユーロドル:1.1186ドル - 1.1244ドル
ユーロ円:163.36円 - 164.21円


(川畑)


OANDA CFD

Provided by
DZH Finacial Research

「投資を面白く、投資家を笑顔に」をスローガンに、株式や為替など様々な金融マーケットの情報を提供。 豊富な経験を持つエキスパートが多数在籍し、スピーディー且つオリジナルな視点からの情報をOANDA Labに配信しています。
会社名:株式会社DZHフィナンシャルリサーチ
所在地:東京都中央区明石町8番1号 聖路加タワー32階
商号等:【金融商品取引業者】投資助言業/【登録番号】関東財務局長(金商)907号


本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。
一覧へ戻る

ホーム » マーケットニュース » 東京外国為替市場概況・12時 ドル円、下げ渋り