東京外国為替市場概況・12時 ドル円、売り一服

市場概況
 15日の東京外国為替市場でドル円は売りが一服。12時時点では146.22円とニューヨーク市場の終値(146.75円)と比べて53銭程度のドル安水準だった。日経平均株価が480円近い下落となったこともあり、リスク回避目的の売りに押された。来週に開催見込みの日米財務相会談で円安是正が議論されるとの思惑も相場の重しとして意識されるなか、一時146.08円まで下押し。もっとも、節目の146.00円手前では売り一服となり、その後は146.30円台まで下げ渋った。

 豪ドルは強含み。4月豪雇用統計で新規雇用者数が8.90万人増と市場予想の2.25万人増を大きく上回り、豪ドル買いで反応した。対ドルでは一時0.6458ドルまで上昇。対円でも10時前につけた安値94.04円から94.30円台まで下値を切り上げた。

 ユーロドルは小高い。12時時点では1.1194ドルとニューヨーク市場の終値(1.1175ドル)と比べて0.0019ドル程度のユーロ高水準だった。昨日の海外時間に売りが進んだ反動から買い戻しが入り、一時1.1200ドルまで上昇。ただ、1.12ドル台で積極的に上値を試す展開にはならなかった。

 ユーロ円は12時時点では163.69円とニューヨーク市場の終値(163.99円)と比べて30銭程度のユーロ安水準だった。10時過ぎに163.56円の安値をつけたが、その後はドル円と同様に下げ渋った。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:146.08円 - 146.75円
ユーロドル:1.1173ドル - 1.1200ドル
ユーロ円:163.56円 - 164.07円

(岩間)


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