市場概況
続落、米中貿易交渉の先行き懸念 不動産株に売り
週明け2日の香港株式市場で、ハンセン指数は続落。終値は前営業日比0.57%安の23157.97ポイントだった。中国企業指数は0.86%安の8359.26ポイント。メインボードの売買代金は概算で1452億4000万HKドル。
ハンセン指数は1%超安で寄り付き、序盤に心理的節目の23000ポイントをいったん割り込んだ。トランプ米大統領が5月30日、中国が米国との「合意を完全に破っている」と自身のSNSに投稿し、米中貿易交渉が難航するとの見方から幅広いセクターで売りが優勢となった。ただ、ハンセン指数は50日移動平均線(大引け時点で22736.94ポイント)付近で下げ渋ると、中盤以降は下げ幅を縮小。結局この日の高値圏で終えた。セクター別では医療・ヘルスケアや不動産・建設、エネルギーが安い。一方、素材が堅調だった。
ハンセン指数構成銘柄では、不動産開発の龍湖集団(00960)、華潤置地(01109)、中国海外発展(00688)がそろって下落。医薬品株の石薬集団(01093)、電力株の華潤電力控股(00836)も安い。教育サービスの新東方教育科技(09901)、石炭大手の中国神華能源(01088)、白物家電の海爾智家(06690)は続落した。一方、カジノ株のサンズ・チャイナ(01928)と銀河娯楽(00027)が買われた。宝飾品販売の周大福珠宝(01929)、金鉱大手の紫金鉱業集団(02899)は反発した。
ハイテク銘柄で構成するハンセンテック指数は0.70%安の5134.11ポイントと続落。半導体ファウンドリーの華虹半導体(01347)、動画配信のビリビリ(09626)が下げた半面、スマートフォン大手の小米集団(01810)、半導体製造装置のASMPT(00522)が上昇した。
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本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。
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週明け2日の香港株式市場で、ハンセン指数は続落。終値は前営業日比0.57%安の23157.97ポイントだった。中国企業指数は0.86%安の8359.26ポイント。メインボードの売買代金は概算で1452億4000万HKドル。
ハンセン指数は1%超安で寄り付き、序盤に心理的節目の23000ポイントをいったん割り込んだ。トランプ米大統領が5月30日、中国が米国との「合意を完全に破っている」と自身のSNSに投稿し、米中貿易交渉が難航するとの見方から幅広いセクターで売りが優勢となった。ただ、ハンセン指数は50日移動平均線(大引け時点で22736.94ポイント)付近で下げ渋ると、中盤以降は下げ幅を縮小。結局この日の高値圏で終えた。セクター別では医療・ヘルスケアや不動産・建設、エネルギーが安い。一方、素材が堅調だった。
ハンセン指数構成銘柄では、不動産開発の龍湖集団(00960)、華潤置地(01109)、中国海外発展(00688)がそろって下落。医薬品株の石薬集団(01093)、電力株の華潤電力控股(00836)も安い。教育サービスの新東方教育科技(09901)、石炭大手の中国神華能源(01088)、白物家電の海爾智家(06690)は続落した。一方、カジノ株のサンズ・チャイナ(01928)と銀河娯楽(00027)が買われた。宝飾品販売の周大福珠宝(01929)、金鉱大手の紫金鉱業集団(02899)は反発した。
ハイテク銘柄で構成するハンセンテック指数は0.70%安の5134.11ポイントと続落。半導体ファウンドリーの華虹半導体(01347)、動画配信のビリビリ(09626)が下げた半面、スマートフォン大手の小米集団(01810)、半導体製造装置のASMPT(00522)が上昇した。
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DZH Finacial Research
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