香港株サマリー(3日)

市場概況
3日ぶり反発、米中貿易交渉に進展期待 理想汽車が6%近く上昇

 3日の香港株式市場で、ハンセン指数は3営業日ぶりに反発。終値は前日比1.53%高の23512.49ポイントだった。中国企業指数は1.92%高の8519.86ポイント。メインボードの売買代金は概算で2036億8000万HKドル。

 ハンセン指数は終日プラス圏で堅調に推移した。ホワイトハウス報道官がトランプ米大統領と中国の習近平国家主席が今週中にも協議する可能性が高いと述べたことを受け、米中貿易交渉の進展期待から買いが広がった。また、休場明けの本土市場が上昇したことも好感された。一方、中国メディアの財新が午前に発表した2025年5月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)は48.3と、市場予想の50.6を下回った。前月比で2.1ポイント低下し、24年9月以来8カ月ぶりに50を割り込んだ。

 ハンセン指数構成銘柄では、理想汽車(02015)が6%近く上昇したほか、BYD(01211)が7営業日ぶりに反発した。長江和記実業(00001)や中国建設銀行(00939)も高かった。半面、快手科技(01024)やサンズ・チャイナ(01928)、銀河娯楽(00027)などが売られた。

 ハイテク銘柄で構成するハンセンテック指数は1.08%高の5189.49ポイント。理想汽車のほか、地平線機器人(09660)やテンセント・ミュージック(01698)が上昇率上位。半面、快手科技やキングソフト(03888)、京東健康(06618)が下げた。


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