東京外国為替市場概況・12時 ドル円、頭打ち

市場概況
 4日の東京外国為替市場でドル円は頭打ち。12時時点では143.92円とニューヨーク市場の終値(143.97円)と比べて5銭程度のドル安水準だった。仲値公示にかけて進んだ買いでつけた144.28円を上値に143.67円まで下振れ。米関税交渉や本邦長期金利の行方などについて不透明感が濃いなか、一方的に方向性を強めきれない面があるようだ。林官房長官の「関税交渉めぐる米通商代表部(USTR)の書簡、現時点で受け取っていない」といった発言も伝わった。

 ユーロドルはもみ合い。12時時点では1.1376ドルとニューヨーク市場の終値(1.1372ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ高水準だった。明日に欧州中央銀行(ECB)金融政策発表を控えるなか、昨日のユーロ売り方向の調整を一巡させた感がある。1.13ドル後半の上下が続いた。

 ユーロ円は12時時点では163.73円とニューヨーク市場の終値(163.74円)と比べて1銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の上下をにらんだ振れが次第に落ち着いてきた。NY終値付近の動きとなってきた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:143.67円 - 144.28円
ユーロドル:1.1371ドル - 1.1393ドル
ユーロ円:163.61円 - 164.08円


(関口)


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