東京マーケットダイジェスト・5日 円伸び悩み・株安

スポット
ドル円:1ドル=143.15円(前営業日NY終値比△0.38円)
ユーロ円:1ユーロ=163.27円(△0.26円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1406ドル(▲0.0011ドル)
日経平均株価:37554.49円(前営業日比▲192.96円)
東証株価指数(TOPIX):2756.47(▲28.66)
債券先物6月物:139.35円(△0.40円)
新発10年物国債利回り:1.460%(▲0.040%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標) 
     <発表値>    <前回発表値>
4月毎月勤労統計(現金給与総額)
前年同月比  2.3%     2.3%・改
対外対内証券売買契約等の状況(前週)
対外中長期債
   1180億円の処分超 1004億円の取得超・改
対内株式
   3361億円の取得超 3091億円の取得超・改

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は下げ渋り。昨日の米経済指標が低調な結果が相次いだことでドルが売られた流れを引き継ぎ、朝方に142.53円まで下落。その後は4月毎月勤労統計が予想より弱い結果となったことで円が売られたほか、時間外の米10年債利回りが4.37%台まで上昇したこともドル買いを後押し。30年債入札が不調な結果となり、入札に絡んだ円高警戒感が緩むと、143.17円まで上値を広げた。

・ユーロ円も下げ渋り。162.90円まで下落後に163.33円まで切り返すなど、ドル円に連れた動きとなった。

・ユーロドルは上値が重い。一時1.1435ドルまで値を上げて前日高値に並ぶも、米長期金利の上昇する中で1.1405ドルまでじり安となった。ドル円でのドル高も重しとなった。

・日経平均株価は反落。円高警戒を背景に軟調に推移し、自動車など外需関連株の多くがさえない動きとなった。ただ、アドバンテストなど半導体株が大きく上昇したこともあり、下げ渋る場面も見られた。

・債券先物相場は反発。前日に米国債が買われた流れを引き継ぎ、買いが先行。30年債入札が「低調な結果」となるも、市場では財務省が今後需給悪化への対応として超長期債の発行を減らすのではとの思惑が広がったため、入札後は債券買いが入り139円44銭まで上昇する場面が見られた。


(川畑)


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