東京外国為替市場概況・17時 ドル円、堅調

市場概況
 5日午後の東京外国為替市場でドル円は堅調。17時時点では143.34円と15時時点(143.15円)と比べて19銭程度のドル高水準だった。特段ドル円の買いを促すようなニュース等はないが、東京時間午後からの買い戻しの流れが継続し、17時前には143.39円までドル買い・円安が進み堅調推移。クロス円が底堅い動きを見せていることもドル円を支えている。

 ユーロドルは小動き。17時時点では1.1412ドルと15時時点(1.1406ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ高水準だった。1.1410ドル台を中心に小動き、ポンドやNZドルなどが対ドルで上値を広げる場面でも、ユーロドルの買いの勢いは鈍い。一方で1.14ドルを割り込むほどの売り材料もなく狭いレンジから抜け出せない。本日の欧州中央銀行(ECB)理事会待ちとなっている。

 ユーロ円はじり高。17時時点では163.59円と15時時点(163.27円)と比べて32銭程度のユーロ高水準だった。独DAXや仏CAC40などが小幅ながら上昇していることもあり、買い戻しが優勢になり17時前には163.66円までじり高。なお、クロス円は総じて堅調で、ポンド円は194.46円、豪ドル円は93.23円、NZドル円は86.56円まで上値を広げた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:142.53円 - 143.39円
ユーロドル:1.1405ドル - 1.1435ドル
ユーロ円:162.90円 - 163.66円


(松井)


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