中国株サマリー(6日)

市場概況
4日続伸で約2週間ぶり高値、米中貿易協議の進展期待が支え

 6日の中国本土株式市場で、上海総合指数は4日続伸。終値は前日比0.04%高の3385.36ポイントだった。深セン成分指数は0.19%安の10183.70ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で1兆1520億1900万元だった。

 上海総合指数は、前場は高くなる場面もあったが、後場はほぼマイナス圏で推移。大引け間際にプラス圏に浮上すると、5月21日以来、約2週間ぶりの高値を連日で更新した。中国の習近平国家主席とトランプ米大統領が5日に電話で協議し、貿易・経済問題を手掛ける両国閣僚会合を近く開くことで合意したことを受け、米中貿易協議が進展するとの期待が広がった。ただ、トランプ大統領とイーロン・マスク氏の急速な関係悪化が嫌気されたほか、米雇用統計の発表を前に様子見ムードも広がった。セクター別では、貴金属と採掘がほぼ全面高となったほか、通信サービスやセメント・建材も買われた。半面、証券や医療サービス、医薬品販売などが売られた。

 A株市場では、江蘇恒立液圧(601100)や大秦鉄路(601006)、北京燕京ビール(000729)、紫金鉱業集団(601899)などが買われた。半面、浙江三花智能控制(002050)や奥飛娯楽(002292)の下落が目立ったほか、寧波均勝電子(600699)や富士康工業互聯網(601138)も売られた。

 上海B株指数は1.56%安の256.21ポイント、深センB株指数は0.14%高の1193.77ポイント。


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