東京外国為替市場概況・12時 ドル円、上昇一服

市場概況
 10日の東京外国為替市場でドル円は上昇一服。12時時点では144.93円とニューヨーク市場の終値(144.57円)と比べて36銭程度のドル高水準だった。仲値後に144円半ばの底堅さを確認すると、堅調な日本株を眺めながらドル買い円売りが強まった。145円台に乗せると、6日高値145.09円を上抜けて145.29円まで上げ足を速めた。もっとも、日足一目均衡表・基準線145.39円が目先の抵抗水準として意識されたか、一巡後は144.90円付近まで上値を切り下げている。

 ユーロドルは上値が重い。12時時点では1.1399ドルとニューヨーク市場の終値(1.1422ドル)と比べて0.0023ドル程度のユーロ安水準だった。昨日高値1.1439ドルが抵抗となり、ドル円の上昇にも歩調を合わせてユーロ安ドル高に傾いた。1.14ドルを割り込み、昨日安値1.1387ドルを僅かに下回る1.1386ドルまで売られた。

 ユーロ円は年初来の高値更新。12時時点では165.20円とニューヨーク市場の終値(165.12円)と比べて8銭程度のユーロ高水準だった。日経平均の上げ幅拡大に後押しされて上値を試す展開に。6日高値165.29円を上抜けると、165.45円まで今年のレンジ上限を広げた。ただ一巡後はドル円につれ、165.10円台まで水準を落としている。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.40円 - 145.29円
ユーロドル:1.1386ドル - 1.1436ドル
ユーロ円:165.05円 - 165.45円


(小針)


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