東京マーケットダイジェスト・16日 円下げ渋り・株高

スポット
ドル円:1ドル=144.07円(前営業日NY終値比横ばい)
ユーロ円:1ユーロ=166.48円(△0.11円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1556ドル(△0.0007ドル)
日経平均株価:38311.33円(前営業日比△477.08円)
東証株価指数(TOPIX):2777.13(△20.66)
債券先物9月物:138.93円(▲0.59円)
新発10年物国債利回り:1.445%(△0.045%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)
特になし

(各市場の動き)
・ドル円は上値が重い。イスラエルとイランを巡る地政学リスクが高まるなか、先週末の海外市場で進んだ有事のドル買いが先行し、朝方には144.75円まで値を上げた。もっとも、その後は買いも一服。明日に日銀金融政策決定会合の結果公表を控えて持ち高調整目的の売りも散見され、15時前には143.98円付近まで押し戻された。

・ユーロドルは小高い。しばらくは1.15ドル台前半でのもみ合いとなっていたが、ドル円の下落を受けて14時30分過ぎに1.1562ドルまで上昇した。なお、デギンドス欧州中央銀行(ECB)副総裁は「ユーロドルの為替水準1.1500ドルはインフレ目標2%に対して障壁ではない」などの見解を示した。

・ユーロ円は買いが一服。朝方に166.87円まで上昇する場面があったものの、その後はドル円の失速とともに166.30円台まで押し戻された。

・日経平均株価は3営業日ぶりに反発。中東の地政学リスクは先週金曜の下げでいったん消化したとの見方が強まり、幅広い銘柄に買いが入った。値がさの半導体関連株への買いが目立ち、指数は一時500円超高まで上昇幅を拡大した。

・債券先物相場は4営業日ぶりに反落。中東情勢の悪化で原油の急騰リスクが高まるなか、インフレを懸念した売りが優勢に。一時138円92銭まで下げ幅を広げた。

(岩間)


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