香港株サマリー(18日)

市場概況
続落、2週間ぶり安値 中東リスクを警戒

 18日の香港市場で、ハンセン指数は続落。終値は前日比1.12%安の23710.69ポイントだった。中国企業指数は1.16%安の8594.19ポイント。メインボードの売買代金は概算で1819億2000万HKドル。

 ハンセン指数は安く始まり、序盤に下げ幅を拡大。中盤以降は20日移動平均線(大引け時点で23717.33ポイント)付近で下げ渋ったものの、終値ベースで4日以来2週間ぶりの安値を付けた。前日の米株式相場が反落した流れを引き継ぎ、イスラエルとイランの軍事衝突による中東情勢の緊迫化が相場の重荷だった。香港時間19日未明に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表と米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長の記者会見が予定されているとあって、内容を見極めたい投資家は積極的な売買を手控えたもよう。

 ハンセン指数構成銘柄では、大型ネット株の美団(03690)とアリババ集団(09988)が売られ、相場の重荷だった。新エネルギー車の理想汽車(02015)、不動産開発の華潤置地(01109)と龍湖集団(00960)、オンライン旅行のトリップ・ドットコム(09961)が安い。医薬品受託開発の薬明生物技術(02269)、医薬品ネット通販の阿里健康(00241)は続落した。半面、前日急落した周大福珠宝(01929)が買い直された。アルミメーカーの中国宏橋(01378)は大幅に続伸した。

 ハイテク銘柄で構成するハンセンテック指数は1.46%安の5214.41ポイントと続落。理想汽車、トリップ・ドットコム、美団、阿里健康が下落率上位を占めた。一方、ゲーム・オフィスソフト大手のキングソフト(03888)が大幅に上昇した。


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