東京外国為替市場概況・17時 ドル円、下げ渋り

市場概況
 24日午後の東京外国為替市場でドル円は下げ渋り。17時時点では145.29円と15時時点(145.30円)と比べて1銭程度のドル安水準だった。ネタニヤフ・イスラエル首相が「イランとの停戦に同意した」との発言が伝わるとドル売り圧力が強まり、145.00円まで日通し安値を更新。もっともその後、「イランからイスラエルに向けて発射されたミサイルを確認」というイスラエル軍の発表を受けて下値を切り上げる展開に。イスラエル国防相の「イスラエル軍にイランへの強力な対応を指示」との発言が伝わると、145.41円前後まで買い戻された。

 ユーロドルは伸び悩み。17時時点では1.1591ドルと15時時点(1.1610ドル)と比べて0.0019ドル程度のユーロ安水準だった。イスラエルとイランの双方が停戦案に合意したと伝わると、一時1.1622ドルまでユーロ買いドル売りが進んだ。ただ、12日高値1.1631ドルが目先の抵抗水準として意識されて上昇が一服。イスラエルとイランの緊張が再び高まるような報道が伝わると、1.1581ドルまで下押した。

 ユーロ円は17時時点では168.41円と15時時点(168.70円)と比べて29銭程度のユーロ安水準だった。ユーロドルが伸び悩むなかドル円が日通し安値を更新すると、168.20円までつれ安となった。一巡後も反発したドル円に後押しされ、168.50円付近まで切り返している。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:145.00円 - 146.19円
ユーロドル:1.1575ドル - 1.1622ドル
ユーロ円:168.20円 - 169.28円


(小針)


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