東京外国為替市場概況・17時 ドル円、強含み

市場概況
 25日午後の東京外国為替市場でドル円は強含み。17時時点では145.31円と15時時点(145.03円)と比べて28銭程度のドル高水準だった。東京午前に下値の堅さを確認したこともあり、欧州勢の参入後も買い戻しの流れが継続した。一部市場では、田村日銀審議委員の午後の発言「基調的な物価上昇率が2%に達したと言うにはもう少し情報を見たい」が追加利上げを急いでいるわけではないと受け止められたようで、持ち高調整の円売り・ドル買いも進むなか、一時145.37円まで本日高値を更新した。

 ユーロドルはさえない。17時時点では1.1599ドルと15時時点(1.1618ドル)と比べて0.0019ドル程度のユーロ安水準だった。1.16ドル台前半で戻りの鈍さを確認するとじわりと売りが進み、1.1590ドルまで本日安値を更新した。

 ユーロ円は17時時点では168.55円と15時時点(168.51円)と比べて4銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇につれて168.70円まで上値を伸ばす場面も見られたが、ユーロドルが1.1600ドルを割り込んで下落した影響も受けたため、その後は買いも一服した。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.61円 - 145.37円
ユーロドル:1.1590ドル - 1.1631ドル
ユーロ円:168.13円 - 168.70円

(岩間)


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