スポット
(26日終値)
ドル・円相場:1ドル=144.42円(前営業日比▲0.82円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=168.98円(▲0.35円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1701ドル(△0.0042ドル)
ダウ工業株30種平均:43386.84ドル(△404.41ドル)
ナスダック総合株価指数:20167.91(△194.36)
10年物米国債利回り:4.24%(▲0.05%)
WTI原油先物8月限:1バレル=65.24ドル(△0.32ドル)
金先物8月限:1トロイオンス=3348.0ドル(△4.9ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
<発表値> <前回発表値>
1−3月期米国内総生産(GDP)確定値
(前期比年率) ▲0.5% ▲0.2%
個人消費確定値
(前期比年率) 0.5% 1.2%
コアPCE確定値
(前期比年率) 3.5% 3.4%
5月米卸売在庫
(前月比) ▲0.3% 0.1%・改
5月米耐久財受注額
(前月比) 16.4% ▲6.6%・改
輸送用機器を除く
(前月比) 0.5% 0.0%・改
前週分の米新規失業保険申請件数
23.6万件 24.6万件・改
5月米住宅販売保留指数(仮契約住宅販売指数)
(前月比) 1.8% ▲6.3%
(前年比) ▲0.3% ▲3.6%・改
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ユーロドルは6日続伸。トランプ米大統領が米連邦準備理事会(FRB)次期議長の早期指名を検討していると伝わり、市場では利下げに前向きな人物が選ばれるとの思惑が浮上。米利下げ観測の高まりを背景に全般ドル売りが優勢となった。欧州市場序盤には一時1.1744ドルと2021年9月以来約3年9カ月ぶりの高値を更新した。なお、市場では「FRBの独立性が脅かされるとの懸念からドル売りが出た」との声も聞かれた。
NY市場に入ると1.1700ドルを挟んだもみ合いに転じた。21時過ぎに一時1.1690ドル付近まで伸び悩む場面もあったが、1時30分過ぎは1.1740ドル付近まで再び上昇。ただ、引けにかけては1.16ドル台後半まで押し戻された。
・ドル円は反落。米早期利下げ観測や米金融政策への政治的介入を警戒したドル売りが優勢となり、欧州市場序盤に一時143.75円まで下落した影響が残った。
ただ、NY市場に限れば144円台でのもみ合いに終始した。24−25日のパウエルFRB議長の議会証言を通過したほか、中東情勢を巡る警戒が再び高まる事態になっておらず、次の材料待ちとの雰囲気が出ている。「明日27日の5月米個人消費支出(PCE)価格指数(デフレーター)の結果を見極めたい」との声も聞かれた。
・ユーロ円も反落。日本時間夕刻に一時168.56円と日通し安値を付けたものの、売り一巡後はじりじりと下値を切り上げた。2時過ぎには169.21円付近まで下げ渋った。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は反発し、2月28日以来約4カ月ぶりの高値となった。中東情勢を巡る懸念が後退する中、投資家心理が改善し買いが広がった。マイクロン・テクノロジーの決算が良好な内容となったことを受けて、人工知能(AI)関連の銘柄の上昇も目立った。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は4日続伸し、昨年12月16日以来の高値で取引を終えた。
・米国債券相場で長期ゾーンは上昇。米利下げ観測の高まりを背景に買いが進んだ。7年債入札が「堅調」と受け止められたことも相場の支援材料。
・原油先物相場は続伸。ドルが対ユーロや、対ポンドなど欧州通貨を中心に売られたことで、ドルで取引される原油先物は割安感から堅調に推移した。また、昨日発表された米エネルギー省(EIA)の週間石油在庫でエネルギー需要が高まっていることが示されたことで、今夏の更なる需要期待も原油先物を支えた。ただ、引けにかけては売りが入り上げ幅を縮小した。
・金先物相場は続伸。米株市場が堅調に推移するなど、市場全体がリスク選好の動きになると徐々に上値を切り下げる展開になった。ただ、ドルが対ユーロで2021年以来の安値を更新するなど、欧州通貨を中心にドル安が進んだことで、ドルで取引される金先物は割安感から続伸して引けた。
(中村)
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ドル・円相場:1ドル=144.42円(前営業日比▲0.82円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=168.98円(▲0.35円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1701ドル(△0.0042ドル)
ダウ工業株30種平均:43386.84ドル(△404.41ドル)
ナスダック総合株価指数:20167.91(△194.36)
10年物米国債利回り:4.24%(▲0.05%)
WTI原油先物8月限:1バレル=65.24ドル(△0.32ドル)
金先物8月限:1トロイオンス=3348.0ドル(△4.9ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
<発表値> <前回発表値>
1−3月期米国内総生産(GDP)確定値
(前期比年率) ▲0.5% ▲0.2%
個人消費確定値
(前期比年率) 0.5% 1.2%
コアPCE確定値
(前期比年率) 3.5% 3.4%
5月米卸売在庫
(前月比) ▲0.3% 0.1%・改
5月米耐久財受注額
(前月比) 16.4% ▲6.6%・改
輸送用機器を除く
(前月比) 0.5% 0.0%・改
前週分の米新規失業保険申請件数
23.6万件 24.6万件・改
5月米住宅販売保留指数(仮契約住宅販売指数)
(前月比) 1.8% ▲6.3%
(前年比) ▲0.3% ▲3.6%・改
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ユーロドルは6日続伸。トランプ米大統領が米連邦準備理事会(FRB)次期議長の早期指名を検討していると伝わり、市場では利下げに前向きな人物が選ばれるとの思惑が浮上。米利下げ観測の高まりを背景に全般ドル売りが優勢となった。欧州市場序盤には一時1.1744ドルと2021年9月以来約3年9カ月ぶりの高値を更新した。なお、市場では「FRBの独立性が脅かされるとの懸念からドル売りが出た」との声も聞かれた。
NY市場に入ると1.1700ドルを挟んだもみ合いに転じた。21時過ぎに一時1.1690ドル付近まで伸び悩む場面もあったが、1時30分過ぎは1.1740ドル付近まで再び上昇。ただ、引けにかけては1.16ドル台後半まで押し戻された。
・ドル円は反落。米早期利下げ観測や米金融政策への政治的介入を警戒したドル売りが優勢となり、欧州市場序盤に一時143.75円まで下落した影響が残った。
ただ、NY市場に限れば144円台でのもみ合いに終始した。24−25日のパウエルFRB議長の議会証言を通過したほか、中東情勢を巡る警戒が再び高まる事態になっておらず、次の材料待ちとの雰囲気が出ている。「明日27日の5月米個人消費支出(PCE)価格指数(デフレーター)の結果を見極めたい」との声も聞かれた。
・ユーロ円も反落。日本時間夕刻に一時168.56円と日通し安値を付けたものの、売り一巡後はじりじりと下値を切り上げた。2時過ぎには169.21円付近まで下げ渋った。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は反発し、2月28日以来約4カ月ぶりの高値となった。中東情勢を巡る懸念が後退する中、投資家心理が改善し買いが広がった。マイクロン・テクノロジーの決算が良好な内容となったことを受けて、人工知能(AI)関連の銘柄の上昇も目立った。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は4日続伸し、昨年12月16日以来の高値で取引を終えた。
・米国債券相場で長期ゾーンは上昇。米利下げ観測の高まりを背景に買いが進んだ。7年債入札が「堅調」と受け止められたことも相場の支援材料。
・原油先物相場は続伸。ドルが対ユーロや、対ポンドなど欧州通貨を中心に売られたことで、ドルで取引される原油先物は割安感から堅調に推移した。また、昨日発表された米エネルギー省(EIA)の週間石油在庫でエネルギー需要が高まっていることが示されたことで、今夏の更なる需要期待も原油先物を支えた。ただ、引けにかけては売りが入り上げ幅を縮小した。
・金先物相場は続伸。米株市場が堅調に推移するなど、市場全体がリスク選好の動きになると徐々に上値を切り下げる展開になった。ただ、ドルが対ユーロで2021年以来の安値を更新するなど、欧州通貨を中心にドル安が進んだことで、ドルで取引される金先物は割安感から続伸して引けた。
(中村)
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DZH Finacial Research
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