東京外国為替市場概況・10時 ドル円、買い一服

市場概況
*一部内容を訂正いたしました。

 27日の東京外国為替市場でドル円は買い一服。10時時点では144.64円とニューヨーク市場の終値(144.42円)と比べて22銭程度のドル高水準だった。6月東京都区部消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く)が前年比+3.1%と予想の3.3%を下回ったことで、日銀の早期利上げ観測の後退から買いが進行。日経平均株価が堅調に推移したほか、時間外の米10年債利回りが小幅ながら上昇したことも支えに一時144.81円まで上値を伸ばした。
 ただ、東京仲値直前にドル余剰の動きになると144.50円台まで失速した。

 ユーロ円も買い一服。10時時点では169.12円とニューヨーク市場の終値(168.98円)と比べて14銭程度のユーロ高水準だった。東京インフレの鈍化や日本株高で全般円安が進んだ流れに沿った。ユーロ円は一時169.29円まで上昇したが、仲値直前にドル円が伸び悩むとユーロ円の上値もやや重くなった。

 ユーロドルは10時時点では1.1691ドルとニューヨーク市場の終値(1.1701ドル)と比べて0.0010ドル程度のユーロ安水準だった。円絡みの取引が中心となったため1.16ドル台後半で小動き。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.30円 - 144.81円
ユーロドル:1.1681ドル - 1.1707ドル
ユーロ円:168.84円 - 169.29円


(越後)


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