東京外国為替市場概況・10時 ドル円、上昇一服

市場概況
 30日の東京外国為替市場でドル円は上昇が一服。10時時点では144.61円とニューヨーク市場の終値(144.65円)と比べて4銭程度のドル安水準だった。8時過ぎに緩んだ場面でも、再び144.30円台では下げ止まった。高寄りした日経平均が670円超高まで上げ幅を広げるのを眺めながら上昇し、月末の東京仲値にかけて144.76円までドル高円安が進んだ。ただし、仲値通過後は144.61円付近まで売り戻されている。

 ユーロドルはじり安。10時時点では1.1718ドルとニューヨーク市場の終値(1.1718ドル)とほぼ同水準だった。8時過ぎにユーロ買いドル売りが強まった場面でも、早朝につけた1.1740ドルには僅かに届かず。その後はドル円のドル高推移に歩調を合わせ、1.1710ドル台まで上値を切り下げた。

 ユーロ円は伸び悩み。10時時点では169.45円とニューヨーク市場の終値(169.48円)と比べて3銭程度のユーロ安水準だった。堅調な日本株や上昇した時間外の米株先物を受けて、169.62円前後までユーロ高円安に傾く場面はあった。しかしながら仲値通過後にドル円が緩むと、つれて169.40円台まで水準を落とした。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.33円 - 144.76円
ユーロドル:1.1708ドル - 1.1740ドル
ユーロ円:169.31円 - 169.70円


(小針)


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