東京マーケットダイジェスト・30日 円底堅い・株上げ幅縮める

スポット
ドル円:1ドル=143.91円(前営業日NY終値比▲0.74円)
ユーロ円:1ユーロ=168.75円(▲0.73円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1726ドル(△0.0008ドル)
日経平均株価:40487.39円(前営業日比△336.60円)
東証株価指数(TOPIX):2852.84(△12.30)
債券先物6月物:139.02円(▲0.05円)
新発10年物国債利回り:1.430%(横ばい)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標) 
      <発表値>   <前回発表値>
5月鉱工業生産・速報値
前月比     0.5%     ▲1.1%
前年同月比  ▲1.8%      0.5%
5月新設住宅着工戸数
前年同月比  ▲34.4%    ▲26.6%

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は頭が重い。週末にトランプ米大統領が日本との自動車貿易に不満を表明したことを嫌気して早朝取引で一時144.33円まで売りが先行。その後は月末・四半期末とあって東京仲値にかけて買いが強まり144.76円まで反発したが上値は限られた。一転して本邦輸出企業の売りが持ち込まれたうえ、700円超上昇していた日経平均株価が170円超高まで上げ幅を縮めたことも重しとなり、一時143.80円まで値を下げた。

・ユーロ円は売り優勢。対ドルでの円買い戻しにつれたほか、日本株の失速を受けて円買い・ユーロ売りが進行。一時168.71円まで売り込まれた。

・ユーロドルは小高い。ドル円の下落に伴ってユーロ買い・ドル売りが散見され、一時1.1740ドルまで値を上げた。
 また、カナダドルは強含み。「米IT企業に対するデジタル課税を撤回したため、カナダと米国との貿易交渉が再開」との報道が伝わったことを受けて、対ドルでは一時1.3656カナダドルまで上昇した。

・日経平均株価は5日続伸。先週末の米国株が上昇したことを背景に買いが優勢となり、上げ幅は一時700円を超えた。ただ、一巡後は利益確定売りが優勢となり急速に上げ幅を縮めた。

・債券先物相場は3日続落。時間外で米国債が売られた影響を受けて一時138.86円まで下落する場面があった。ただ、引けにかけては押し目買いが入り下げ幅を縮めた。


(越後)


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