スポット
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は反発し、2月5日以来約5カ月ぶりの高値となった。6月米雇用統計で非農業部門雇用者数が予想を上回り、失業率が予想以上に低下すると、米景気懸念が後退。主力株中心に買いが集まった。なお、この日は独立記念日の前日で短縮取引だった。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は続伸し、史上最高値で取引を終えた。多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数も過去最高値を更新した。
・米国債券相場で長期ゾーンは3日続落。6月米雇用統計が良好な結果になると、労働市場の底堅さが意識されて債券売りが広がった。
なお、この日は独立記念日の前日で短縮取引だった。
・原油先物相場は反落。米3連休を控えて商いは停滞気味。ドル高でドル建て原油相場に割高感が生じ、やや下押す方向で調整が入った。
・金先物相場は4日ぶりに反落。予想を上回る6月米雇用統計や6月米ISM非製造業指数を受け、米長期金利の指標である10年債の利回りは一時4.35%台と6月24日以来の水準まで上昇。金利上昇は金利が付かない資産である金の相対的な投資妙味を低下させる要因となった。米金利上昇を受けたドル高も、ドル建て金相場の割高感につながり価格低下を招いた。米経済指標の改善や米株上昇をにらんだリスク選好の地合いは、リスク回避資産とされる金の購入意欲を後退させる材料となった。
(中村)
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本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。
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ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は続伸し、史上最高値で取引を終えた。多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数も過去最高値を更新した。
・米国債券相場で長期ゾーンは3日続落。6月米雇用統計が良好な結果になると、労働市場の底堅さが意識されて債券売りが広がった。
なお、この日は独立記念日の前日で短縮取引だった。
・原油先物相場は反落。米3連休を控えて商いは停滞気味。ドル高でドル建て原油相場に割高感が生じ、やや下押す方向で調整が入った。
・金先物相場は4日ぶりに反落。予想を上回る6月米雇用統計や6月米ISM非製造業指数を受け、米長期金利の指標である10年債の利回りは一時4.35%台と6月24日以来の水準まで上昇。金利上昇は金利が付かない資産である金の相対的な投資妙味を低下させる要因となった。米金利上昇を受けたドル高も、ドル建て金相場の割高感につながり価格低下を招いた。米経済指標の改善や米株上昇をにらんだリスク選好の地合いは、リスク回避資産とされる金の購入意欲を後退させる材料となった。
(中村)
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