東京外国為替市場概況・15時 ドル円、もみ合い

市場概況
 8日午後の東京外国為替市場でドル円はもみ合い。15時時点では146.10円と12時時点(146.09円)と比べて1銭程度のドル高水準だった。7月20日に投開票される参議院選挙やトランプ関税への対策で、政府の財政支出が増加するとの懸念から20年・30年債の利回りが上昇。本邦金利上昇を嫌気して145.80円台まで下押しする場面があったが、下値は限られている。

 豪ドル/ドルは、豪準備銀行(RBA)が政策金利を利下げ予想に反して3.85%に据え置き(賛成6、反対3)と発表したことで、0.6558ドルまで上値を伸ばした。豪ドル円も95.70円まで上昇した。
 なお、ブロック豪準備銀行(RBA)総裁は「慎重かつ段階的な緩和アプローチを維持することが適切」などと述べた。

 ユーロドルは買い一服。15時時点では1.1734ドルと12時時点(1.1738ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ安水準だった。ポジション調整の買いで一時1.1750ドルまでわずかに上値を伸ばしたものの、上値は限定的だった。

 ユーロ円は15時時点では171.44円と12時時点(171.49円)と比べて5銭程度のユーロ安水準だった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:145.83円 - 146.45円
ユーロドル:1.1708ドル - 1.1750ドル
ユーロ円:170.95円 - 171.81円

(山下)


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