東京外国為替市場概況・17時 ユーロ円、堅調

市場概況
 8日午後の東京外国為替市場でユーロ円は堅調。17時時点では171.74円と15時時点(171.44円)と比べて30銭程度のユーロ高水準だった。欧州連合(EU)に対するトランプ関税への警戒感が後退するなか、欧州勢の参入につれて再びユーロ買いが優勢に。欧州株が小高く始まったことを確かめて、東京朝につけた171.81円を僅かに上抜け、171.82円まで2024年7月以来の高値を更新した。
 ポンド円も強含んだが、東京午前につけた昨年11月以来の高値199.48円には届かなかった。

 ユーロドルはしっかり。17時時点では1.1760ドルと15時時点(1.1734ドル)と比べて0.0026ドル程度のユーロ高水準だった。東京午後の下押しも1.1730ドル台に留め、欧州勢が参入するとユーロ買いドル売りが強まった。欧州連合(EU)と米国が関税措置を巡り合意に近づいているという一部の見方も支えに、17時前には1.1765ドルまで本日レンジの上限を広げている。

 ドル円はやや伸び悩み。17時時点では146.03円と15時時点(146.10円)と比べて7銭程度のドル安水準だった。ユーロ円が上値を試した場面ではつれ高となるも、146.30円には届かず。一巡後は持ち高調整の売りに押されて、146.00円付近まで上値を切り下げた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:145.83円 - 146.45円
ユーロドル:1.1708ドル - 1.1765ドル
ユーロ円:170.95円 - 171.82円

(小針)


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