東京外国為替市場概況・15時 ドル円、伸び悩み

市場概況
 9日午後の東京外国為替市場でドル円は伸び悩み。15時時点では146.98円と12時時点(147.05円)と比べて7銭程度のドル安水準だった。一時147.18円まで上値を伸ばした後は、ドル買い一服となり伸び悩んだ。
 なお、トランプ米大統領は、「貿易に関連して少なくとも7カ国の発表を9日午前に行い、午後には追加の国を発表する」とSNSに投稿しており、貿易協定なのか関税通知書なのか憶測を呼んでいる。

 ユーロドルは小高い。15時時点では1.1716ドルと12時時点(1.1711ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ高水準だった。一時1.1702ドルまで下値を広げたものの、欧米貿易交渉が合意に近づいているとの報道を受けて下値は限定的だった。
 英紙フィナンシャル・タイムズは、欧州連合(EU)と米国の貿易交渉で、米国が英国に認めた水準より高い関税をEUに課す内容で合意に近づいている、と報じた。

 ユーロ円は15時時点では172.21円と12時時点(172.22円)と比べて1銭程度のユーロ安水準だった。日経平均株価はプラス圏で推移しているものの、ダウ先物がマイナス圏に沈んでいることで、172円台前半で方向感のない値動きとなった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:146.53円 - 147.18円
ユーロドル:1.1702ドル - 1.1729ドル
ユーロ円:171.77円 - 172.28円


(山下)


OANDA CFD

Provided by
DZH Finacial Research

「投資を面白く、投資家を笑顔に」をスローガンに、株式や為替など様々な金融マーケットの情報を提供。 豊富な経験を持つエキスパートが多数在籍し、スピーディー且つオリジナルな視点からの情報をOANDA Labに配信しています。
会社名:株式会社DZHフィナンシャルリサーチ
所在地:東京都中央区明石町8番1号 聖路加タワー32階
商号等:【金融商品取引業者】投資助言業/【登録番号】関東財務局長(金商)907号


本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。
一覧へ戻る

ホーム » マーケットニュース » 東京外国為替市場概況・15時 ドル円、伸び悩み