東京マーケットダイジェスト・9日 円安・株高

スポット
ドル円:1ドル=146.98円(前営業日NY終値比△0.40円)
ユーロ円:1ユーロ=172.21円(△0.35円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1716ドル(▲0.0009ドル)
日経平均株価:39821.28円(前営業日比△132.47円)
東証株価指数(TOPIX):2828.16(△11.62)
債券先物9月物:138.69円(▲0.27円)
新発10年物国債利回り:1.495%(△0.010%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標) 
      <発表値>    <前回発表値>
6月マネーストックM2
前年同月比   0.9%      0.6%

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は強含み。米関税政策の先行き不透明感を背景に日米が金融政策の変更に対して慎重になっているとの見方から円売り・ドル買いが先行。昨日高値の146.98円を上抜けて147.18円まで上値を伸ばした。一巡後は利食い売りが出たものの、下押しも146.90円付近までと限られている。

・ユーロ円も強含み。日銀の早期利上げ観測の後退などを背景に全般円売りが進んだ流れに沿った。一時172.28円まで値を上げた。
 なお、NZドル円は一時88.34円まで上昇。NZ準備銀行(RBNZ)が予想通り政策金利の据え置きを発表したが、一部では利下げを予想する声もあっただけに発表後に買いが強まった。議事要旨の中で利下げが検討されていたことが分かると失速したが、その後再び買いが強まるなど一進一退の動きとなった。

・ユーロドルはもみ合い。ドル円の上昇に伴って一時1.1702ドルまで下げたが、節目の1.1700ドルを割れることはなく、その後は1.1720ドル台まで持ち直している。

・日経平均株価は続伸。外国為替市場での円安を受けて自動車関連株に買いが入ったほか、東京エレクトロンなど半導体関連株にも買いが観測され、一時280円超上昇した。もっとも、一巡後は戻り売りから下げに転じるなど方向感がなかった。

・債券先物相場は続落。昨日の米国債券相場が下落した流れを引き継いで売りが先行。10日の20年債入札を前に持ち高調整の売りも出た。


(越後)


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