東京外国為替市場概況・17時 ユーロ円、売り戻し

市場概況
 9日午後の東京外国為替市場でユーロ円は売り戻し。17時時点では171.91円と15時時点(172.21円)と比べて30銭程度のユーロ安水準だった。東京午前につけた2024年7月以来の高値172.28円を前に伸び悩み、欧州勢の参入後は持ち高調整の売りが優勢となった。171.80円台まで上値を切り下げ、早朝につけた本日ここまでの安値171.77円に迫った。
 なお、フォンデアライエン欧州委員長は米国との貿易交渉について、合意に向けて緊密に協力するとしながらも、「あらゆるシナリオに備えている」という欧州連合(EU)側の姿勢も示した。

 ユーロドルは戻りが鈍い。17時時点では1.1707ドルと15時時点(1.1716ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利の低下を受けて1.1720ドル台でじり高となるも、東京朝につけた1.1729ドル付近で頭を抑えられた。ユーロ円が水準を落とした動きにつれて、1.1705ドル前後までじり安となった。

 ドル円は上値が重い。17時時点では146.85円と15時時点(146.98円)と比べて13銭程度のドル安水準だった。時間外の米10年債利回りが4.39%前半まで低下するのを眺め、一時146.68円近辺まで売り押された。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:146.53円 - 147.18円
ユーロドル:1.1702ドル - 1.1729ドル
ユーロ円:171.77円 - 172.28円


(小針)


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