東京外国為替市場概況・17時 ドル円、買い続かず

市場概況
 10日午後の東京外国為替市場でドル円は買いが続かず。17時時点では146.28円と15時時点(146.25円)と比べて3銭程度のドル高水準だった。日経平均先物が戻り鈍いまま日中取引を終え、時間外の米株先物もマイナス圏で推移するのを眺め、16時頃には146.07円前後まで下押した。その後はクロス円とともに円安方向で推移し、一時146.46円まで本日レンジの上限を広げた。もっとも、昨日NY引け前に戻した水準146.49円には届かず、146.30円割れまで上値を切り下げている。

 ユーロ円は伸び悩み。17時時点では171.63円と15時時点(171.68円)と比べて5銭程度のユーロ安水準だった。ドル円同様に16時頃に緩んだが、171.40円台で下げ渋った。一巡後は円売りが優勢となり、171.78円まで日通し高値を更新した。ただドル円の失速につれて、再び171.60円台まで水準を切り下げている。

 ユーロドルはやや伸び悩み。17時時点では1.1733ドルと15時時点(1.1739ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ安水準だった。1.1740ドル台では上値を抑えられ、1.1726ドル付近まで下押す場面があった。総じて動意は鈍いままだった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:145.76円 - 146.46円
ユーロドル:1.1714ドル - 1.1750ドル
ユーロ円:171.18円 - 171.78円


(小針)


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