東京外国為替市場概況・17時 ポンド、戻りが鈍い

市場概況
 11日午後の東京外国為替市場でポンドは戻りが鈍い。15時に発表された5月の英経済指標が軒並み予想を下回ったことを嫌気し、ポンドは対ドルで1.3533ドルまで下落し、対円でも199.45円を本日高値に198.70円前後まで上値を切り下げた。またユーロポンドも0.8633ポンドまでユーロ高ポンド安が進行した。欧州勢の本格参入後に売りは一服したものの、反発力は強まらなかった。
 
 ユーロドルは底堅い。17時時点では1.1690ドルと15時時点(1.1678ドル)と比べて0.0012ドル程度のユーロ高水準だった。ユーロポンドのユーロ買いが支えとなり、1.1695ドル付近までじり高となった。1.17ドルには届かなかったが、下押し幅も限られた。

 ドル円はもみ合い。17時時点では146.85円と15時時点(146.86円)と比べて1銭程度のドル安水準だった。時間外のダウ先物が再び250ドル超まで下げ幅を広げたことを眺め、146.72円付近まで下押す場面があった。ただ下げは調整の範囲を出ず、一巡後は146.80円台でじり高となった。

 ユーロ円は下値が固い。17時時点では171.66円と15時時点(171.50円)と比べて16銭程度のユーロ高水準だった。ポンド円の下落につれて171.42円付近まで売られるも、欧州勢の本格参入後からは再び買いが優勢となった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:146.14円 - 147.18円
ユーロドル:1.1665ドル - 1.1707ドル
ユーロ円:170.81円 - 171.77円


(小針)


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