東京外国為替市場概況・10時 ドル円 じり高

市場概況
 17日の東京外国為替市場でドル円はじり高。10時時点では148.38円とニューヨーク市場の終値(147.88円)と比べて50銭程度のドル高水準だった。昨日にFRB議長の解任騒動で乱高下したが、東京タイムでは買い戻しが優勢。日銀の追加利上げ期待の後退や20日の参院選への警戒感が引き続き円売り圧力と意識されている。また、日米協議が難航する中、6月貿易統計(通関ベース、季節調整前)で黒字額が予想を下回ったことも円の重しになったもようで、ドル円は148.43円まで上値を伸ばした。

 ユーロドルは上値が重い。10時時点では1.1624ドルとニューヨーク市場の終値(1.1641ドル)と比べて0.0017ドル程度のユーロ安水準だった。ドル円がドル高に傾き、時間外の米10年債利回りが上昇し、全般ドル買いが優勢となり1.1617ドルまで弱含んだ。

 ユーロ円は小じっかり。10時時点では172.49円とニューヨーク市場の終値(172.09円)と比べて40銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇につれるかっこうで172.55円まで強含んだ。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.73円 - 148.43円
ユーロドル:1.1617ドル - 1.1643ドル
ユーロ円:171.97円 - 172.55円

(金)


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