東京外国為替市場概況・17時 ドル円、堅調

市場概況
 17日午後の東京外国為替市場でドル円は堅調。17時時点では148.72円と15時時点(148.47円)と比べて25銭程度のドル高水準だった。日経平均が大引けにかけて強含んだことや、時間外の米10年債利回りが4.48%まで上昇したことなどが支えになり、15時半頃には148.80円まで上値を広げた。アジア時間ではほぼ一本調子で買われたこともあり148.59円前後まで下押す場面もあったが、売りの勢いは弱く堅調地合いを維持している。

 ユーロドルは売り一服。17時時点では1.1590ドルと15時時点(1.1617ドル)と比べて0.0027ドル程度のユーロ安水準だった。対円でドルが堅調に推移すると、ユーロドルも1.1573ドルまで一時弱含んだ。ただ、前日安値1.1563ドルを割りこめず、売りは一服となっている。
 なお、本日発表された6月の豪雇用統計が低調だったことで、8月のRBAの利下げ確率が高まり、豪ドルは欧州入り後も軟調推移。対ドルでは0.6462ドル、対円では96.04円まで一時弱含んだ。

 ユーロ円は方向感なく上下。17時時点では172.38円と15時時点(172.49円)と比べて11銭程度のユーロ安水準だった。16時頃に172.14円付近まで下押したが、ユーロドルの売りが一服となったこともあり再び172.40円台まで戻した。ドル相場となっていることで、明確なトレンドは作れずに方向感なく上下している。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.73円 - 148.80円
ユーロドル:1.1573ドル - 1.1643ドル
ユーロ円:171.97円 - 172.67円


(松井)


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