日経平均サマリー(23日午前)

市場概況
日経平均は3日ぶり大幅反発 4桁の上昇で41000円台に乗せる

 23日の日経平均は3日ぶり大幅反発。前引けは1278円高の41053円。朝方に日米交渉が合意に至ったと伝わり、寄り付きから400円を超える上昇。節目の4万円を上回り、40100円台からスタートした。相互関税が25%から15%に引き下げられるとの内容であったが、自動車に対する関税も15%に引き下げられると伝わったことから、場中も上値を伸ばす展開。自動車株が先導役となって幅広い銘柄に買いが入り、上げ幅を4桁に広げた。11時過ぎには一部メディアで石破首相の退任観測が報じられたが、買いの勢いは緩まず、前引けにかけては一段高。41000円台に乗せ、1200円を超える上昇で前場を終えた。TOPIXも大きく上昇しており、節目の2900pを突破。日経平均、TOPIXとも6月30日につけた年初来高値(終値)を上回っている。

 東証プライムの売買代金は概算で3兆5400億円と、大きな動きが出てくる中で商いも膨らんだ。業種別では全33業種が上昇しており、中でも輸送用機器、銀行、医薬品などの動きが良い。一方、倉庫・運輸、情報・通信、食料品などは相対的に見劣りする上昇となっている。自動車株が高く始まった後も騰勢を強めており、ホンダ<7267.T>が年初来高値を更新。マツダ<7261.T>はストップ高となる場面があった。半面、足元高値圏で推移していたフジクラ<5803.T>や古河電工<5801.T>など電線株が売りに押されている。



日経平均
 41053.44 +1278.52
先物
 41070 +1320
TOPIX
 2924.42 +88.23


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