東京外国為替市場概況・12時 ドル円、弱含み

市場概況
 24日の東京外国為替市場でドル円は弱含み。12時時点では146.04円とニューヨーク市場の終値(146.51円)と比べて47銭程度のドル安水準だった。前日安値146.11円や日足一目均衡表・基準線145.93円を下抜けると、2週間ぶりの安値となる145.86円まで弱含んだ。日経平均株価は一時833円高(前引けは812円高)まで上昇するなど大幅続伸となったが、ドル円が買われるような反応はなかった。参議院選挙で与党の過半数割れが日本(本邦国債や円)売りにつながると想定し、過度に円安を期待してしまった市場参加者の損切りも出ているもよう。

 ユーロドルはイベント控え値動きは限定的。12時時点では1.1777ドルとニューヨーク市場の終値(1.1771ドル)と比べて0.0006ドルのユーロ高水準だった。対円でのドル売りが下値を支え、底堅さを維持している。ただ、欧州時間に欧州から注目経済指標やECB理事会の結果が発表されることもあり、値動きは限定的。

 ユーロ円は軟調。12時時点では171.98円とニューヨーク市場の終値(172.47円)と比べて49銭程度のユーロ安水準だった。ドル円に連れて171.76円まで下値を広げた。ほかのクロス円も総じて軟調で、豪ドル円は96.40円、NZドル円は88.29円までじり安。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:145.86円 - 146.54円
ユーロドル:1.1762ドル - 1.1779ドル
ユーロ円:171.76円 - 172.51円


(松井)


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