東京外国為替市場概況・15時 ドル円 失速

市場概況
 25日午後の東京外国為替市場でドル円は失速。15時時点では146.94円と12時時点(147.41円)と比べて47銭程度のドル安水準だった。前日の流れを引き継ぎ午前は147.49円まで買いが優勢となったが、積極的に買い上げる材料も乏しいなか午後は持ち高調整の売りに押された。日足一目均衡表・転換線(本日147.52円)を回復できず、日経平均の下げ幅拡大の動きも重しとなるなか、日銀関係者の「日米合意で日銀が年内に利上げできる環境が整う可能性がある」との発言が伝わると、147円を割り込み146.82円まで下押した。

 ユーロ円も売りに押される。15時時点では172.59円と12時時点(173.05円)と比べて46銭程度のユーロ安水準だった。午前に173.18円まで上昇するも、16日につけた年初来高値173.24円を試す動きには持っていけず、ドル円の失速や株安も重しに一転172.48円まで安値を更新した。

 ユーロドルは小動き。15時時点では1.1746ドルと12時時点(1.1739ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ高水準だった。1.1740ドルを挟んだ狭いレンジ内の動きに始終した。昨日に欧州中央銀行(ECB)の政策イベントを通過し、目線は米政権と欧州連合(EU)の通商協議に向けられている。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:146.82円 - 147.49円
ユーロドル:1.1734ドル - 1.1759ドル
ユーロ円:172.48円 - 173.18円

(金)


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