東京外国為替市場概況・17時 ユーロドル、売り優勢

市場概況
 28日午後の東京外国為替市場でユーロドルは売り優勢。17時時点では1.1674ドルと15時時点(1.1740ドル)と比べて0.0066ドル程度のユーロ安水準だった。欧州勢が利食い売りで参入すると下値を探る動きとなった。欧州債利回りが低下していることも売り材料視され、先週末安値の1.1703ドルを下抜けて1.1671ドルまで下げ足を速めた。

 ドル円は底堅い。17時時点では148.30円と15時時点(147.87円)と比べて43銭程度のドル高水準だった。ユーロドルの下落に伴って円売り・ドル買いが強まった。時間外の米10年債利回りが低下したことで失速する場面があったが下値は堅く、一時148.34円まで上値を伸ばした。
 なお、自民党の両院議員懇談会で石破首相は「政治空白を生むことがないよう責任を果たしたい」と発言し、続投に意欲を示した。

 ユーロ円は弱含み。17時時点では173.13円と15時時点(173.60円)と比べて47銭程度のユーロ安水準だった。ユーロドルの下落につれる形で一時173.10円まで値を下げている。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.52円 - 148.34円
ユーロドル:1.1671ドル - 1.1779ドル
ユーロ円:173.10円 - 173.97円

(越後)


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