スポット
(5日終値)
ドル・円相場:1ドル=147.62円(前営業日比△0.53円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=170.87円(△0.67円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1575ドル(△0.0004ドル)
ダウ工業株30種平均:44111.74ドル(▲61.90ドル)
ナスダック総合株価指数:20916.55(▲137.03)
10年物米国債利回り:4.21%(△0.02%)
WTI原油先物9月限:1バレル=65.16ドル(▲1.13ドル)
金先物12月限:1トロイオンス=3434.7ドル(△8.3ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
<発表値> <前回発表値>
6月米貿易収支
602億ドルの赤字 717億ドルの赤字・改
7月米サービス部門PMI改定値
55.7 55.2
7月米総合PMI改定値
55.1 54.6
7月米ISM非製造業指数
50.1 50.8
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ドル円は3日ぶりに反発。米長期金利の上昇などを手掛かりに円売り・ドル買いが先行すると、23時前に一時147.83円と日通し高値を付けた。
ただ、7月米サプライマネジメント協会(ISM)非製造業指数が50.1と予想の51.5を下回ると若干伸び悩んだ。市場では「前日の高値148.09円や日足一目均衡表転換線148.39円がレジスタンスとして意識される」との声も聞かれ、147.31円付近まで下押しする場面があった。
なお、トランプ米大統領は米CNBCとのインタビューで「次期米連邦準備理事会(FRB)議長として4人の候補を検討している」と明らかにした。候補者とみられていたベッセント米財務長官は含まれていない。
・ユーロドルは小反発。米長期金利の上昇などを手掛かりにユーロ売り・ドル買いが先行すると一時1.1528ドルと日通し安値を付けたが、米ISM非製造業指数が予想を下回ると一転ユーロ買い・ドル売りが優勢となり、1時30分過ぎに1.1586ドル付近まで持ち直した。
もっとも、東京午前に付けた日通し高値1.1588ドルや前日の高値1.1596ドル、前週末1日の高値1.1597ドルが目先の抵抗帯として意識されると買いの勢いが削がれた。
・ユーロ円は3日ぶりに反発。米早期利下げ観測の高まりを背景に、投資家のリスク選好姿勢が強まると円売り・ユーロ買いが優勢となった。3時過ぎに一時170.95円と本日高値を更新した。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は反落。FRBの早期利下げへの期待が買いを誘った半面、米政権の関税政策への警戒が相場の重しとなり下落した。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も反落した。トランプ米大統領が「輸入する半導体に対し早ければ来週中にも分野別の関税措置を発表する」と発言したことを受け、ハイテク株中心に売りが出た。
・米国債券相場で長期ゾーンは3日ぶりに反落。7月米ISM非製造業指数が予想を下回ると買いが入ったものの、上値は重かった。3年債入札が「低調」と受け止められたことも相場の重し。
・原油先物相場は4日続落。先週末の米雇用統計が低調だったことで、経済活動の停滞にともなうエネルギー需要減少への懸念が高まっている。そういったなか、サウジアラビアやロシアが含まれる「OPECプラスの有志8カ国」は会合を開き、生産拡大に転じる9月増産を決定した。供給過剰への警戒感も強まり、原油相場は戻り鈍いまま一時65ドル手前まで売られた。
・金先物相場は3日続伸。7月米ISM非製造業指数が予想を下回る結果となり、米金利先安観が広まるなかで金への買い意欲が再び高まった。ドルが対ユーロで売り戻されたことも支えに、一時3445ドル手前まで上げ幅を広げた。
(中村)
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ドル・円相場:1ドル=147.62円(前営業日比△0.53円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=170.87円(△0.67円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1575ドル(△0.0004ドル)
ダウ工業株30種平均:44111.74ドル(▲61.90ドル)
ナスダック総合株価指数:20916.55(▲137.03)
10年物米国債利回り:4.21%(△0.02%)
WTI原油先物9月限:1バレル=65.16ドル(▲1.13ドル)
金先物12月限:1トロイオンス=3434.7ドル(△8.3ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
<発表値> <前回発表値>
6月米貿易収支
602億ドルの赤字 717億ドルの赤字・改
7月米サービス部門PMI改定値
55.7 55.2
7月米総合PMI改定値
55.1 54.6
7月米ISM非製造業指数
50.1 50.8
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ドル円は3日ぶりに反発。米長期金利の上昇などを手掛かりに円売り・ドル買いが先行すると、23時前に一時147.83円と日通し高値を付けた。
ただ、7月米サプライマネジメント協会(ISM)非製造業指数が50.1と予想の51.5を下回ると若干伸び悩んだ。市場では「前日の高値148.09円や日足一目均衡表転換線148.39円がレジスタンスとして意識される」との声も聞かれ、147.31円付近まで下押しする場面があった。
なお、トランプ米大統領は米CNBCとのインタビューで「次期米連邦準備理事会(FRB)議長として4人の候補を検討している」と明らかにした。候補者とみられていたベッセント米財務長官は含まれていない。
・ユーロドルは小反発。米長期金利の上昇などを手掛かりにユーロ売り・ドル買いが先行すると一時1.1528ドルと日通し安値を付けたが、米ISM非製造業指数が予想を下回ると一転ユーロ買い・ドル売りが優勢となり、1時30分過ぎに1.1586ドル付近まで持ち直した。
もっとも、東京午前に付けた日通し高値1.1588ドルや前日の高値1.1596ドル、前週末1日の高値1.1597ドルが目先の抵抗帯として意識されると買いの勢いが削がれた。
・ユーロ円は3日ぶりに反発。米早期利下げ観測の高まりを背景に、投資家のリスク選好姿勢が強まると円売り・ユーロ買いが優勢となった。3時過ぎに一時170.95円と本日高値を更新した。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は反落。FRBの早期利下げへの期待が買いを誘った半面、米政権の関税政策への警戒が相場の重しとなり下落した。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も反落した。トランプ米大統領が「輸入する半導体に対し早ければ来週中にも分野別の関税措置を発表する」と発言したことを受け、ハイテク株中心に売りが出た。
・米国債券相場で長期ゾーンは3日ぶりに反落。7月米ISM非製造業指数が予想を下回ると買いが入ったものの、上値は重かった。3年債入札が「低調」と受け止められたことも相場の重し。
・原油先物相場は4日続落。先週末の米雇用統計が低調だったことで、経済活動の停滞にともなうエネルギー需要減少への懸念が高まっている。そういったなか、サウジアラビアやロシアが含まれる「OPECプラスの有志8カ国」は会合を開き、生産拡大に転じる9月増産を決定した。供給過剰への警戒感も強まり、原油相場は戻り鈍いまま一時65ドル手前まで売られた。
・金先物相場は3日続伸。7月米ISM非製造業指数が予想を下回る結果となり、米金利先安観が広まるなかで金への買い意欲が再び高まった。ドルが対ユーロで売り戻されたことも支えに、一時3445ドル手前まで上げ幅を広げた。
(中村)
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DZH Finacial Research
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