中国株サマリー(6日)

市場概況
3日続伸、21年末以来の高値を更新 当局の政策支援に期待

 6日の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日続伸。終値は前日比0.45%高の3633.99ポイントだった。深セン成分指数は0.64%高の11177.78ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で1兆7340億6800万元だった。

 上海総合指数は小動きで始まったものの、序盤以降はもみ合いながら上げ幅を拡大した。終値ベースで2021年12月31日以来、3年7カ月ぶりの高値を更新した。中国当局の政策支援に対する根強い期待が買いを支えた。中国人民銀行など7部門は5日、製造業の高度化やスマート化、グリーン化を加速するため、新型工業化支援に関する指導意見を発表した。産業政策と金融政策の協調を強化し、金融支援体制を刷新する方針を示した。

 セクター別では、造船と電機が全面高。ゴム製品、ゲーム、航空機製造・宇宙関連なども高い。半面、製薬、医薬品販売、医療サービス、医療機器が売られた。

 A株市場では、造船大手の中国船舶重工(601989)がストップ高。半導体メーカーの紫光国芯微電子(002049)、ゲーム関連の完美世界(002624)、油圧シリンダーメーカーの江蘇恒立液圧(601100)、熱制御部品メーカーの浙江三花智能控制(002050)なども上昇が目立った。半面、自動車メーカーの上海汽車集団(600104)、製薬の華東医薬(000963)、ディスプレー広告大手の分衆伝媒信息技術(002027)、電子設備メーカーの富士康工業互聯網(601138)などが下げた。

 上海B株指数は0.11%高の268.62ポイント、深センB株指数は0.43%高の1304.88ポイント。


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