スポット
(6日終値)
ドル・円相場:1ドル=147.37円(前営業日比▲0.25円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=171.82円(△0.95円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1660ドル(△0.0085ドル)
ダウ工業株30種平均:44193.12ドル(△81.38ドル)
ナスダック総合株価指数:21169.43(△252.88)
10年物米国債利回り:4.23%(△0.02%)
WTI原油先物9月限:1バレル=64.35ドル(▲0.81ドル)
金先物12月限:1トロイオンス=3433.4ドル(▲1.3ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
<発表値> <前回発表値>
MBA住宅ローン申請指数
(前週比) 3.1% ▲3.8%
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ドル円は小反落。米連邦準備理事会(FRB)の早期利下げへの期待が高まる中、全般ドル売りが先行。米10年債利回りが4.2789%前後まで急騰した場面では147.66円まで買い戻しが一気に進んだものの、米10年債利回りが4.21%台まで上昇幅を縮小すると失速した。4時前には一時146.98円と日通し安値を更新した。
もっとも、146円台では押し目を拾いたい向きは多く、引けにかけては147.62円付近まで下値を切り上げた。
なお、カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁は「米経済の減速に利下げで対応するのが適切となる可能性」「依然として年内に2回の利下げが妥当だと判断」と述べたほか、クックFRB理事は「7月雇用統計は懸念すべき内容」としながらも、5・6月の大幅な下方修正については「転換期によくあること」との見解を示した。
・ユーロドルは続伸。欧州時間に進んだユーロ高・ドル安の流れを引き継いで、NY勢参入後も上値を試す展開となった。市場では「米国での景気減速懸念と利下げ観測を背景としたドル売りが続いている」との声が聞かれ、3時30分過ぎに一時1.1669ドルと7月28日以来の高値を付けた。
なお、米ホワイトハウスは「トランプ米大統領はプーチン露大統領との直接会談にオープン」との声明を発表。「ロシア側がトランプ米大統領との会談望んでいる」と明らかした。
・ユーロ円も続伸。米早期利下げ観測の高まりを背景に、投資家のリスク選好姿勢が強まると円売り・ユーロ買いが優勢となった。5時30分過ぎには一時171.99円と本日高値を更新した。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は反発。「米国内での生産を拡大するために1000億ドルの追加投資を決定」と報じられたアップルが大幅に上昇し、相場の押し上げ要因となった。決算内容が好感されたマクドナルドも上昇した。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も反発した。テスラやパランティア・テクノロジーズなどが上げた一方、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)が大幅に下げた。
・米国債券相場で長期ゾーンは続落。新規材料に乏しい中、まとまった売りが出ると、利回りは一時4.2789%前後まで急騰する場面があった。その後、買い戻しも入ったが、10年債入札が「軟調」と受け止められたことから戻りは鈍かった。
・原油先物相場は5日続落。NY序盤の買い戻しも66ドル後半で頭打ちとなり、その後は再び売りが優勢に。「OPECプラス・有志8カ国」が9月増産を決定し、それにより高まった供給過剰懸念は依然として相場の重しとなったようだ。米エネルギー省(EIA)週間統計で原油在庫取り崩しとなるも、上値の重さを確認するに留まった。引け後は64ドル割れまで下値を広げている。
・金先物相場は4日ぶりに小反落。時間外では利益確定売りが優勢となり、一時3412ドル前後まで水準を落とした。NY勢の本格参入後からは、ドル安を頼りとした買いがドル建て金に入った。もっとも米長期金利が上昇したことで、金利が付かない金の上昇力は削がれた。
(中村)
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ユーロ・円相場:1ユーロ=171.82円(△0.95円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1660ドル(△0.0085ドル)
ダウ工業株30種平均:44193.12ドル(△81.38ドル)
ナスダック総合株価指数:21169.43(△252.88)
10年物米国債利回り:4.23%(△0.02%)
WTI原油先物9月限:1バレル=64.35ドル(▲0.81ドル)
金先物12月限:1トロイオンス=3433.4ドル(▲1.3ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
<発表値> <前回発表値>
MBA住宅ローン申請指数
(前週比) 3.1% ▲3.8%
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ドル円は小反落。米連邦準備理事会(FRB)の早期利下げへの期待が高まる中、全般ドル売りが先行。米10年債利回りが4.2789%前後まで急騰した場面では147.66円まで買い戻しが一気に進んだものの、米10年債利回りが4.21%台まで上昇幅を縮小すると失速した。4時前には一時146.98円と日通し安値を更新した。
もっとも、146円台では押し目を拾いたい向きは多く、引けにかけては147.62円付近まで下値を切り上げた。
なお、カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁は「米経済の減速に利下げで対応するのが適切となる可能性」「依然として年内に2回の利下げが妥当だと判断」と述べたほか、クックFRB理事は「7月雇用統計は懸念すべき内容」としながらも、5・6月の大幅な下方修正については「転換期によくあること」との見解を示した。
・ユーロドルは続伸。欧州時間に進んだユーロ高・ドル安の流れを引き継いで、NY勢参入後も上値を試す展開となった。市場では「米国での景気減速懸念と利下げ観測を背景としたドル売りが続いている」との声が聞かれ、3時30分過ぎに一時1.1669ドルと7月28日以来の高値を付けた。
なお、米ホワイトハウスは「トランプ米大統領はプーチン露大統領との直接会談にオープン」との声明を発表。「ロシア側がトランプ米大統領との会談望んでいる」と明らかした。
・ユーロ円も続伸。米早期利下げ観測の高まりを背景に、投資家のリスク選好姿勢が強まると円売り・ユーロ買いが優勢となった。5時30分過ぎには一時171.99円と本日高値を更新した。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は反発。「米国内での生産を拡大するために1000億ドルの追加投資を決定」と報じられたアップルが大幅に上昇し、相場の押し上げ要因となった。決算内容が好感されたマクドナルドも上昇した。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も反発した。テスラやパランティア・テクノロジーズなどが上げた一方、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)が大幅に下げた。
・米国債券相場で長期ゾーンは続落。新規材料に乏しい中、まとまった売りが出ると、利回りは一時4.2789%前後まで急騰する場面があった。その後、買い戻しも入ったが、10年債入札が「軟調」と受け止められたことから戻りは鈍かった。
・原油先物相場は5日続落。NY序盤の買い戻しも66ドル後半で頭打ちとなり、その後は再び売りが優勢に。「OPECプラス・有志8カ国」が9月増産を決定し、それにより高まった供給過剰懸念は依然として相場の重しとなったようだ。米エネルギー省(EIA)週間統計で原油在庫取り崩しとなるも、上値の重さを確認するに留まった。引け後は64ドル割れまで下値を広げている。
・金先物相場は4日ぶりに小反落。時間外では利益確定売りが優勢となり、一時3412ドル前後まで水準を落とした。NY勢の本格参入後からは、ドル安を頼りとした買いがドル建て金に入った。もっとも米長期金利が上昇したことで、金利が付かない金の上昇力は削がれた。
(中村)
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DZH Finacial Research
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