東京外国為替市場概況・10時 ドル円、下げ渋り

市場概況
 7日の東京外国為替市場でドル円は下げ渋り。10時時点では147.58円とニューヨーク市場の終値(147.37円)と比べて21銭程度のドル高水準だった。一時147.15円まで一時弱含んだが、反落して始まった日経平均がプラスに転じ徐々に上げ幅を広げると下げ渋った。13日から始まるお盆を前に、来週から多くの本邦企業が夏季休暇に入ることで、東京仲値に絡み実需のドル買いも散見すると10時前には147.61円まで買い戻された。

 ユーロドルは小安い。10時時点では1.1652ドルとニューヨーク市場の終値(1.1660ドル)と比べて0.0008ドル程度のユーロ安水準だった。対円でドルが買い戻されたことや、時間外の米10年債利回りが上昇していることもあり1.1651ドルまで下押しした。ただ、昨日はユーロドルは大幅高となったことで、買い遅れているアジアの市場参加者が下落局面では拾っていることもあり下げ幅は限られた。

 ユーロ円は堅調。10時時点では171.98円とニューヨーク市場の終値(171.82円)と比べて16銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の下落に連れて8時半前には171.64円まで売られた。ただ、一時280円を超える上げ幅をみせている日経平均株価の上昇が支えとなり、東京仲値の値決めにかけた172.00円まで買い戻されるなど堅調推移。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.15円 - 147.61円
ユーロドル:1.1651ドル - 1.1666ドル
ユーロ円:171.64円 - 172.00円

(松井)


OANDA CFD

Provided by
DZH Finacial Research

「投資を面白く、投資家を笑顔に」をスローガンに、株式や為替など様々な金融マーケットの情報を提供。 豊富な経験を持つエキスパートが多数在籍し、スピーディー且つオリジナルな視点からの情報をOANDA Labに配信しています。
会社名:株式会社DZHフィナンシャルリサーチ
所在地:東京都中央区明石町8番1号 聖路加タワー32階
商号等:【金融商品取引業者】投資助言業/【登録番号】関東財務局長(金商)907号


本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。
一覧へ戻る

ホーム » マーケットニュース » 東京外国為替市場概況・10時 ドル円、下げ渋り