スポット
(7日終値)
ドル・円相場:1ドル=147.14円(前営業日比▲0.23円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=171.66円(▲0.16円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1666ドル(△0.0006ドル)
ダウ工業株30種平均:43968.64ドル(▲224.48ドル)
ナスダック総合株価指数:21242.70(△73.28)
10年物米国債利回り:4.25%(△0.02%)
WTI原油先物9月限:1バレル=63.88ドル(▲0.47ドル)
金先物12月限:1トロイオンス=3453.7ドル(△20.3ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
<発表値> <前回発表値>
4−6月期米非農業部門労働生産性速報値
(前期比年率) 2.4% ▲1.8%・改
4−6月期米単位労働コスト・速報値
(前期比年率) 1.6% 6.9%・改
前週分の米新規失業保険申請件数
22.6万件 21.9万件
6月米卸売売上高
(前月比) 0.3% ▲0.4%・改
6月米消費者信用残高
73.7億ドル 51.3億ドル・改
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ドル円は続落。日本時間夕刻に一時146.69円と日通し安値を付けたものの、5日の安値146.62円が目先サポートとして意識されると買い戻しが優勢に。NY市場に入っても買い戻しの流れが続いた。NY連銀が公表した7月の期待インフレ率の上昇もドル買いを促し、24時過ぎには147.59円付近まで値を戻した。
NY連銀が発表した7月消費者調査によると、1年先のインフレ期待は3.1%と前回の3.0%から上昇し、3年先のインフレ期待は3.0%と前回から横ばいとなった。長期的な見通しを示す5年先のインフレ期待は2.9%と前回の2.6%から上昇し、5カ月ぶりの高水準となった。
ただ、引けにかけては再び上値が重くなった。「米ホワイトハウスは米連邦準備理事会(FRB)理事に米大統領経済諮問委員会(CEA)のスティーブン・ミラン委員長を指名する方向で準備を進めている」との報道やトランプ米大統領の「FRB理事候補にミラン氏を選出した」との発言が伝わると全般ドル売りが活発化。5時前に146.95円付近まで下押しした。
ミラン氏は以前、「関税引き上げが米国のインフレに長期的な影響を及ぼす」との見方を否定したうえで、「金利は新型コロナウイルス禍前の水準に戻る可能性がある」と発言している。
・ユーロドルは小幅ながら3日続伸。「パウエルFRB議長の後任としてウォラーFRB理事が最有力候補として浮上している」との一部報道などを受けて全般ドル買いが先行。NY連銀が公表した期待インフレ率の上昇もドル買いを促し、24時過ぎに一時1.1611ドルと日通し安値を付けた。なお、「ウォラー氏は金融市場で深く尊敬されており、同氏が次期FRB議長に任命されればドル相場にとってプラスになる」との指摘があった。
もっとも、売り一巡後は買い戻しが優勢に。「FRB理事候補にミラン氏が選出」との報道などを手掛かりにドル売りが進むと、5時30分前に1.1671ドル付近まで持ち直した。
・ユーロ円は3日ぶりに反落。ユーロドルの下落につれた売りが出たあとはドル円の失速につれた売りが出た。高く始まったダウ平均が失速し、390ドル超下落したことも相場の重しとなり、一時171.28円と日通し安値を付けた。
(中村)
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ドル・円相場:1ドル=147.14円(前営業日比▲0.23円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=171.66円(▲0.16円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1666ドル(△0.0006ドル)
ダウ工業株30種平均:43968.64ドル(▲224.48ドル)
ナスダック総合株価指数:21242.70(△73.28)
10年物米国債利回り:4.25%(△0.02%)
WTI原油先物9月限:1バレル=63.88ドル(▲0.47ドル)
金先物12月限:1トロイオンス=3453.7ドル(△20.3ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
<発表値> <前回発表値>
4−6月期米非農業部門労働生産性速報値
(前期比年率) 2.4% ▲1.8%・改
4−6月期米単位労働コスト・速報値
(前期比年率) 1.6% 6.9%・改
前週分の米新規失業保険申請件数
22.6万件 21.9万件
6月米卸売売上高
(前月比) 0.3% ▲0.4%・改
6月米消費者信用残高
73.7億ドル 51.3億ドル・改
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ドル円は続落。日本時間夕刻に一時146.69円と日通し安値を付けたものの、5日の安値146.62円が目先サポートとして意識されると買い戻しが優勢に。NY市場に入っても買い戻しの流れが続いた。NY連銀が公表した7月の期待インフレ率の上昇もドル買いを促し、24時過ぎには147.59円付近まで値を戻した。
NY連銀が発表した7月消費者調査によると、1年先のインフレ期待は3.1%と前回の3.0%から上昇し、3年先のインフレ期待は3.0%と前回から横ばいとなった。長期的な見通しを示す5年先のインフレ期待は2.9%と前回の2.6%から上昇し、5カ月ぶりの高水準となった。
ただ、引けにかけては再び上値が重くなった。「米ホワイトハウスは米連邦準備理事会(FRB)理事に米大統領経済諮問委員会(CEA)のスティーブン・ミラン委員長を指名する方向で準備を進めている」との報道やトランプ米大統領の「FRB理事候補にミラン氏を選出した」との発言が伝わると全般ドル売りが活発化。5時前に146.95円付近まで下押しした。
ミラン氏は以前、「関税引き上げが米国のインフレに長期的な影響を及ぼす」との見方を否定したうえで、「金利は新型コロナウイルス禍前の水準に戻る可能性がある」と発言している。
・ユーロドルは小幅ながら3日続伸。「パウエルFRB議長の後任としてウォラーFRB理事が最有力候補として浮上している」との一部報道などを受けて全般ドル買いが先行。NY連銀が公表した期待インフレ率の上昇もドル買いを促し、24時過ぎに一時1.1611ドルと日通し安値を付けた。なお、「ウォラー氏は金融市場で深く尊敬されており、同氏が次期FRB議長に任命されればドル相場にとってプラスになる」との指摘があった。
もっとも、売り一巡後は買い戻しが優勢に。「FRB理事候補にミラン氏が選出」との報道などを手掛かりにドル売りが進むと、5時30分前に1.1671ドル付近まで持ち直した。
・ユーロ円は3日ぶりに反落。ユーロドルの下落につれた売りが出たあとはドル円の失速につれた売りが出た。高く始まったダウ平均が失速し、390ドル超下落したことも相場の重しとなり、一時171.28円と日通し安値を付けた。
(中村)
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