日経平均は大幅に4日続伸　一時42000円を上回る

　8日の日経平均は大幅に4日続伸。終値は761円高の41820円。米国株は3指数がまちまちとなったが、ナスダックの上昇を好感して200円超上昇して始まった。1Qの好業績が確認できたソフトバンクグループ<9984.T>が上昇をけん引。ソニーグループ<6758.T>やアドバンテスト<6857.T>など大型グロース株に強い買いが入り、しばらく上げ幅を広げる流れが続いた。

　前場は900円を超える上昇となって高値引け。後場のスタート直後には節目の42000円を上回った。節目に乗せた後は達成感から上げ幅を縮めたものの、700円を超える上昇で取引を終えた。なお、年初来高値（41826.34円）を上回る場面もあったが終値ではわずかながら下回っており、高値更新には至らなかった。TOPIXは寄り付きから3000pを上回り、連日で史上最高値を更新した。

　東証プライムの売買代金は概算で6兆7700億円。SQ日に値幅が出たことで商いも膨らんだ。業種別ではゴム製品、精密機器、その他製品などが上昇した一方、繊維、医薬品、非鉄金属などが下落した。上方修正や増配を発表したダイフク<6383.T>が急騰。半面、下方修正を発表した浜松ホトニクス<6965.T>が急落した。なお、ソフトバンクグループは10.4％高となり、1銘柄で日経平均を約264円押し上げた。



日経平均
　41820.48　+761.33
先物
　41820　+820
TOPIX
　3024.21　+36.29

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