NY株式サマリー(13日)=ダウ463ドル高 利下げ期待が続きS&P500とナスダックが連日で最高値

市場概況
◆ダウ平均: 44922.27 +463.66 +1.04%
◆S&P500: 6466.58 +20.82 +0.32%
◆NASDAQ:21713.14 +31.24 +0.14%

 13日のNY株式相場は続伸。火曜日に発表された米7月消費者物価指数(CPI)を受けた利下げ期待が引き続き相場の支援となった。スコット・べッセント財務長官がインタビューで、9月米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.50%の利下げが実施できるとの見通しを示し、CMEのフェドウォッチ・ツールの9月利下げ確率は前日の94%から100%に上昇。0.50%の利下げ確率も5%に上昇した。ダウ平均は終日プラス圏で推移し、463.66ドル高(+1.04%)とほぼ一日の高値で終了した。エヌビディア、アルファベット、メタ・プラットフォームズなどメガキャップの一角が利益確定売りに押されたことでS&P500とナスダック総合は小幅に下落する場面もあったが、それぞれ0.32%高、0.14%高で終了。主要3指数がそろって2日続伸し、S&P500とナスダック総合はともに連日で取引時間中と終値の史上最高値を更新した。

 S&P500の11セクターは素材、ヘルスケア、一般消費財、エネルギー、不動産なお8セクターが上昇し、コミュニケーション、生活必需品、ITの3セクターが下落した。ダウ平均採用銘柄は、ユナイテッドヘルスが3.91%高となり、1銘柄でダウ平均を約63ドル押し上げたほか、ナイキ、メルク、シャーウィン・ウィリアムズが3%超上昇し、ホーム・デポ、ウォルト・ディズニー、セールスフォース、IBMなども2%超上昇。一方、ウォルマートが2.54%安となり、マイクロソフト、シスコ・システムズも1%超下落した。センチメントは引き続き改善。投資家の不安心理を示すVIX指数は前日の14.73ポイントから14.49ポイントに低下した。

(山下)


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