東京マーケットダイジェスト・15日 円高・株高

スポット
ドル円:1ドル=147.15円(前営業日NY終値比▲0.61円)
ユーロ円:1ユーロ=171.74円(▲0.37円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1671ドル(△0.0023ドル)
日経平均株価:43378.31円(前営業日比△729.05円)
東証株価指数(TOPIX):3107.68(△49.73)
債券先物9月物:137.91円(▲0.06円)
新発10年物国債利回り:1.560%(△0.010%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標) 
     <発表値>    <前回発表値>
4-6月期実質国内総生産(GDP)速報値
前期比    0.3%    0.1%・改
前期比年率  1.0%    0.6%・改
対外対内証券売買契約等の状況(前週)
対外中長期債
   2549億円の取得超 5270億円の処分超・改
対内株式
   4893億円の取得超 1939億円の取得超・改
6月鉱工業生産・確報値
前月比    2.1%     1.7%
前年比    4.4%     4.0%
6月設備稼働率
前月比    ▲1.8%    2.0%

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は軟調。本邦の4-6月期実質国内総生産(GDP)速報値が前期比+0.3%/前年比+1.0%と予想を上回る伸びとなったほか、前回分も上方修正された。これを受け、日銀が利上げに動きやすくなるとの見方から円買いが強まると、お盆休みで取引量が限られる中、147.05円まで下落した。時間外の米10年債利回りが4.26%台まで低下したことも重しとなったもよう。

・ユーロドルは小高い。米長期金利の低下をながめ、15時過ぎに1.1674ドルまで上値を広げた。ドル円でのドル売りが進んだことも追い風となったもよう。

・ユーロ円も軟調。本邦GDP後に円高となった影響を受けて171.51円まで下落。なお、日経平均は堅調推移するも反応は薄かった。ただ、その後はユーロドルの小幅高となった影響で下げ渋った。

・日経平均株価は反発。前日に下落した反動で買いが先行すると、国内景気の底堅さもあり堅調に推移。取引時間中・終値共に史上最高値を更新した。TOPIXも取引時間中・終値で史上最高値を更新している。

・債券先物相場は5日続落。前日の米物価指標を受けて長期金利が上昇(債券価格は下落)した流れを引き継いで始まると、本邦GDPの強い結果をあり、債券は売りが優勢となった。日経平均やTOPIXが取引時間中に史上最高値を更新したことも、相対的に安全資産とされる債券の重しとなった。


(川畑)


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