日経平均サマリー(15日)

市場概況
日経平均は大幅反発 後場に上げ幅を広げて最高値を更新

 15日の日経平均は大幅反発。終値は729円高の43378円。米国株は3指数がまちまちとなったが、強めの米7月生産者物価指数(PPI)を受けて為替市場で円安(ドル高)が進んだことを好感して、200円超上昇して始まった。前場では43000円近辺まで上昇すると上値が重くなったものの、11時辺りから強含み、前引けでは43000円を上回った。

 後場は43000円より上が定着し、買いに勢いがつく展開。主力銘柄の多くが値幅を伴った上昇となり、プライム市場全体でも値上がりに転じる銘柄が増加した。前日の下げ分(625円安)を埋めると、終盤にかけては上げ幅を700円超に拡大。43400円台に乗せる場面もあり、高値圏で取引を終えた。TOPIXは終値で3100pを上回っており、そろって史上最高値を更新した。

 東証プライムの売買代金は概算で5兆6100億円。業種別では銀行、非鉄金属、保険などが大幅上昇。下落は金属製品、水産・農林、倉庫・運輸の3業種のみとなった。米長期金利の上昇や良好な4-6月期GDPなどを追い風に、三菱UFJ<8306.T>、三井住友<8316.T>、みずほFG<8411.T>のメガバンク3行が大幅上昇。半面、下方修正や期末配当見通しの取り下げを発表した電通グループ<4324.T>が急落した。

日経平均
 43378.31 +729.05
先物
 43470 +850
TOPIX
 3107.68 +49.73

(小針)


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