市場概況
◆ダウ平均: 44946.12 +34.86 +0.08%
◆S&P500: 6449.80 -18.74 -0.29%
◆NASDAQ: 21622.98 -87.69 -0.40%
15日のNY株式相場は高安まちまち。7月小売売上高が市場予想通りの増加となったほか、バークシャー・ハサウェイの取得が明らかになったユナイテッドヘルスが2桁高となりダウ平均の支援となった一方、半導体株の下落や、8月ミシガン大消費者信頼感指数速報値の悪化が相場の重しとなった。ダウ平均は一時292ドル高まで上昇し、昨年12月4日以来、8カ月ぶりに取引時間中の史上最高値を更新したが、34.86ドル高(+0.08%)と上昇幅を縮小して終了。終値では最高値を更新できなかった。S&P500も一時0.20%高まで上昇し、2日ぶりに取引時間中の史上最高値を更新したが、0.29%安と4日ぶりに反落して終了。ハイテク株主体のナスダック総合は0.40%安と2日続落した。週間ではダウ平均が770.51ドル高(+1.74%)、S&P500が0.94%高、ナスダック総合が0.81%高と主要3指数がそろって2週続伸した。
S&P500の11セクターはヘルスケア、不動産、コミュニケーションなど4セクターが上昇した一方、金融、IT、資本財、公益など7セクターが下落。ダウ平均採用銘柄はユナイテッドヘルスが11.98%高となり、1銘柄でダウ平均を約200ドル押し上げたほか、セールスフォースが3.89%高、アムジェンが2.13%高となり、メルク、ベライゾン、IBM、ジョンソン・エンド・ジョンソンも1%超上昇した一方、シスコ・システムズが4.47%下落し、3M、キャタピラー、ゴールドマン・サックスも2%超下落した。
経済指標は、7月小売売上高が前月比+0.5%、同自動車を除く小売売上高が前月比+0.3%とともに市場予想と一致した。8月NY連銀製造業業況指数も11.90と前月の5.50から改善し、予想の0.00を上回った。一方、8月ミシガン大消費者信頼感指数速報値が58.6と前月の61.7から悪化し、市場予想の62.0を下回った。7月鉱工業生産も前月比-0.1%と前月の+0.4%から悪化し、予想の0.0%を下回った。インフレを巡っては8月ミシガン大1年先期待インフレ率速報値が4.9%と前月の4.5%から上昇し、同5年先期待インフレ率速報値も前月の3.4%から3.9%に上昇した。強弱まちまちの経済指標を受けて米10年債利回りは前日の4.293%から4.319%に上昇した。
(羽土)
Provided by
本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。
一覧へ戻る
◆S&P500: 6449.80 -18.74 -0.29%
◆NASDAQ: 21622.98 -87.69 -0.40%
15日のNY株式相場は高安まちまち。7月小売売上高が市場予想通りの増加となったほか、バークシャー・ハサウェイの取得が明らかになったユナイテッドヘルスが2桁高となりダウ平均の支援となった一方、半導体株の下落や、8月ミシガン大消費者信頼感指数速報値の悪化が相場の重しとなった。ダウ平均は一時292ドル高まで上昇し、昨年12月4日以来、8カ月ぶりに取引時間中の史上最高値を更新したが、34.86ドル高(+0.08%)と上昇幅を縮小して終了。終値では最高値を更新できなかった。S&P500も一時0.20%高まで上昇し、2日ぶりに取引時間中の史上最高値を更新したが、0.29%安と4日ぶりに反落して終了。ハイテク株主体のナスダック総合は0.40%安と2日続落した。週間ではダウ平均が770.51ドル高(+1.74%)、S&P500が0.94%高、ナスダック総合が0.81%高と主要3指数がそろって2週続伸した。
S&P500の11セクターはヘルスケア、不動産、コミュニケーションなど4セクターが上昇した一方、金融、IT、資本財、公益など7セクターが下落。ダウ平均採用銘柄はユナイテッドヘルスが11.98%高となり、1銘柄でダウ平均を約200ドル押し上げたほか、セールスフォースが3.89%高、アムジェンが2.13%高となり、メルク、ベライゾン、IBM、ジョンソン・エンド・ジョンソンも1%超上昇した一方、シスコ・システムズが4.47%下落し、3M、キャタピラー、ゴールドマン・サックスも2%超下落した。
経済指標は、7月小売売上高が前月比+0.5%、同自動車を除く小売売上高が前月比+0.3%とともに市場予想と一致した。8月NY連銀製造業業況指数も11.90と前月の5.50から改善し、予想の0.00を上回った。一方、8月ミシガン大消費者信頼感指数速報値が58.6と前月の61.7から悪化し、市場予想の62.0を下回った。7月鉱工業生産も前月比-0.1%と前月の+0.4%から悪化し、予想の0.0%を下回った。インフレを巡っては8月ミシガン大1年先期待インフレ率速報値が4.9%と前月の4.5%から上昇し、同5年先期待インフレ率速報値も前月の3.4%から3.9%に上昇した。強弱まちまちの経済指標を受けて米10年債利回りは前日の4.293%から4.319%に上昇した。
(羽土)
Provided by
DZH Finacial Research
「投資を面白く、投資家を笑顔に」をスローガンに、株式や為替など様々な金融マーケットの情報を提供。
豊富な経験を持つエキスパートが多数在籍し、スピーディー且つオリジナルな視点からの情報をOANDA Labに配信しています。
会社名:株式会社DZHフィナンシャルリサーチ
所在地:東京都中央区明石町8番1号 聖路加タワー32階
商号等:【金融商品取引業者】投資助言業/【登録番号】関東財務局長(金商)907号
本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。