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中国株サマリー(18日)

市場概況
続伸、3700ポイント回復 10年ぶり高値

 週明け18日の中国本土株式市場で、上海総合指数は続伸。終値は前営業日比0.85%高の3728.03ポイントだった。深セン成分指数は1.73%高の11835.57ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で2兆7641億6300万元だった。

 上海総合指数は心理的節目の3700ポイントに乗せて寄り付くと、前引けにかけて上げ幅を広げた。後場に入ると、高値警戒感から伸び悩んだものの、終値ベースで2015年8月19日以来、10年ぶりの高値を更新した。中国当局の景気対策への期待が引き続き買いを支えた。習国家主席は中国共産党の理論誌『求是』への寄稿で民営経済振興策の着実な実行を指示したほか、中国人民銀行は2025年4−6月期の金融政策執行報告で、今後はマクロ調整の柔軟性と予見性を強め、雇用、企業、市場、期待の安定に注力するとした。

 セクター別では、造船が全面高。消費者向け電子製品、レアメタル、ガラス繊維、ソフトウエア開発なども高い。半面、石炭、貴金属、化学肥料などが軟調だった。

 A株市場では、自動車部品メーカーの安徽中鼎密封件(000887)がストップ高。通信設備大手の中興通訊(000063)、テック株の歌爾(002241)、浙江大華技術(002236)、浙江水晶光電科技(002273)、用友網絡科技(600588)なども上昇が目立った。半面、非鉄金属の中国アルミ(601600)、紫金鉱業集団(601899)、送配電用の思源電気(002028)、漢方薬の華潤三九医薬(000999)、不動産開発の招商局蛇口工業区控股(001979)、保利発展控股集団(600048)などが売られた。

 上海B株指数は0.98%高の269.91ポイント、深センB株指数は0.9%高の1333.18ポイント。


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