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東京外国為替市場概況・12時 NZドル円、急落

市場概況
 20日の東京外国為替市場でNZドル円は急落。NZ準備銀行(RBNZ)は市場予想通り0.25%の利下げを決定したが、今回は4対2(2人は0.50%利下げに投票)の決定であったことが明らかとなったほか、声明で「中期的なインフレ圧力が予想通りに緩和しつづければ金利をさらに引き下げる余地がある」「金利見通し、今後に2回の0.25%の利下げがあることを示唆」などが伝わった。NZドル売りが優勢となる中でNZドル円は6月中旬以来となる85.95円まで下落した。

 ドル円は底堅い。12時時点では147.58円とニューヨーク市場の終値(147.67円)と比べて9銭程度のドル安水準だった。仲値後もドル売りの流れが続いたほか、日経平均の下げ幅が一時700円超となったことも重しとなり、147.42円まで下落。もっとも、日足・一目均衡表の転換線147.37円が目先のサポートとして意識されると147.60円台まで持ち直した。

 ユーロ円も下げ渋り。12時時点では171.59円とニューヨーク市場の終値(171.99円)と比べて40銭程度のユーロ安水準だった。本邦株安をながめて171.47円まで売られた後は下げ渋るなど、ドル円に連れた動きとなった。

 ユーロドルは弱含み。12時時点では1.1626ドルとニューヨーク市場の終値(1.1647ドル)と比べて0.0021ドル程度のユーロ安水準だった。時間外の米10年債利回りが小幅上昇するのをながめ、1.1622ドルまで下押した。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.42円 - 147.82円
ユーロドル:1.1622ドル - 1.1651ドル
ユーロ円:171.47円 - 172.06円


(川畑)


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