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東京マーケットダイジェスト・20日 円高・株安

スポット
ドル円:1ドル=147.46円(前営業日NY終値比▲0.21円)
ユーロ円:1ユーロ=171.63円(▲0.36円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1639ドル(▲0.0008ドル)
日経平均株価:42888.55円(前営業日比▲657.74円)
東証株価指数(TOPIX):3098.91(▲17.72)
債券先物9月物:137.52円(▲0.10円)
新発10年物国債利回り:1.605%(△0.015%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標) 
      <発表値>    <前回発表値>
7月貿易統計(通関ベース)
季節調整前 1175億円の赤字 1521億円の黒字・改
季節調整済 3030億円の赤字 2476億円の赤字・改
6月機械受注(船舶・電力除く民需)
前月比    3.0%      ▲0.6%
前年比    7.6%       4.4%

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は上値が重い。7月貿易統計で貿易赤字が大きく拡大したことが買いにつながったほか、5・10日(ゴトー日)とあって東京仲値にかけて買いが観測されると一時147.82円まで値を上げた。ただ、仲値直前に輸出企業から売りが持ち込まれ失速。日経平均株価が軟調に推移したほか、本邦長期金利が上昇したことも嫌気され、15時過ぎには一時147.14円まで下げ足を速めた。

・ユーロドルは戻りが鈍い。ドル円が上昇した場面で売りが強まったほか、NZドル米ドルの急落につれた面もあり、一時1.1622ドルまで下押しした。一巡後は下げ渋り1.1642ドル付近まで切り返したが、ユーロポンドが急落すると再び安値圏まで押し戻された。
 なお、NZドル米ドルは一時0.5821米ドルまで急速に値を下げた。NZ準備銀行(RBNZ)は市場予想通り0.25%の利下げを決定。6人中2人が0.50%利下げに投票していたほか、声明では「中期的なインフレ圧力が予想通りに緩和しつづければ金利をさらに引き下げる余地がある」「金利見通し、今後に2回の0.25%の利下げがあることを示唆」との見解が示されたことが材料視された。
 また、ユーロポンドは一時0.8609ポンドまで下落。7月英消費者物価指数(CPI)やコア指数が前年比で予想を上回ったほか、7月独生産者物価指数(PPI)が予想を下振れたことでユーロ安・ポンド高が進んだ。

・ユーロ円は軟調。東京仲値直前からドル円が失速したことにつれたほか、日本株安も嫌気された。また、15時過ぎにはユーロポンドにつれ安となり、一時171.12円まで下値を広げた。

・日経平均株価は続落。前日の米ハイテク株が売られたことで半導体関連株が下落した。また、足元で上昇が目立っていたソフトバンクなどに利益確定売りが持ち込まれた。

・債券先物相場は8日続落。昨日の米国債が買われた流れを引き継いで小幅高で始まるも、日銀の早期利上げ観測が高まるなかで一巡後は売りが優勢となった。


(越後)


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